こんにちは。今回が新年度一発目の更新となります。今年度もよろしくお願いいたします!
当ブログでもいよいよ来年1月2日、3日の箱根駅伝に向けた発信を行っていくのですが、ファンの方からは「来年の1月ってちょっと遠くない…?」って思う方もいるのではないでしょうか。
私も箱根駅伝が好きで1年中ブログを書いていますって言うと、「箱根駅伝って年に1回しかないのに、1年間何書いているの?」ってよく言われます。
でも、ご安心ください。
箱根駅伝に向けて、選手たちは日々戦っています。
実はほぼ1年中大会や記録会があるのです。三大駅伝のようにテレビ中継が無いので、世間一般には知られていないことも多いのですが、春からビッグレースがあるのです。
この記事ではそんな箱根駅伝を目指す選手たちの1年間の大会スケジュールを簡単にご紹介します。
5月:関東インカレ
大学対抗、春の大一番です。中長距離種目では1500m、5000m、10000m、ハーフマラソン、3000m障害があり、それぞれ各大学1種目3名まで出場することができます。
新年度最初の勝負レースのため、ここで新エースの誕生、ルーキーたちの奮闘など見ることができ、とても楽しい大会です。
6月:全日本大学駅伝予選会
11月に開催される全日本大学駅伝の予選会です。10000mを2人×4組の計8選手で走り、その合計タイムの上位チームが全日本本戦出場を決めることができます。
1人でもミスをしたら終わりの緊張感のある戦い。特にエース達が集う最終4組目はレベルも高く、要注目です。
9月:日本インカレ
夏合宿を終え、駅伝シーズンに入る前の一戦です。三大駅伝に備えて不参加のチームもありますが、昨年は10000mでは関西大の亀田が日本人トップに入るなど、地方のエースと関東勢のガチンコ勝負の機会としても面白い大会です。
10月:出雲駅伝
いよいよお待ちかね。駅伝シーズンの開幕です。
出雲駅伝は三大駅伝の中で最も距離が短く、区間も少ないため、数年前の國學院大や前々回の東京国際大のような、新しく勢いのあるチームが優勝することも珍しくありません。
10月:箱根予選
箱根駅伝出場を懸けた大事な予選会です。ここで敗退したチ―ムはほぼシーズンが終わってしまいます。各チームの死力を尽くした戦いに注目してみてください。
11月:全日本大学駅伝
三大駅伝二戦目にして、最も表情豊かな駅伝です。10kmを切る区間から20km弱の区間まで様々な特徴を備えた区間が設定されていることから、三大駅伝のなかで最もチームの総合力が問われる駅伝といってもいいかもしれません。
この戦いから箱根駅伝の勢力図も見えてきます。
11月:上尾ハーフマラソン
学生中心にエントリーされる大規模なハーフマラソンの大会となります。距離も箱根駅伝に近いため、箱根駅伝のエントリーメンバー争いの機会として多くの大学がエントリーしてきます。この大会で好走すればメンバー入り、失速すればエントリー漏れ、となるような緊張感のある大会です。
11月:学連記録会
学生だけの記録会としては、最もレベルの高いレースとなります。上尾ハーフと同様、箱根駅伝のエントリーメンバー争いやブレイク候補生の登場などを楽しめる大会となっています。
1月:箱根駅伝
いよいよ箱根駅伝本番です。当ブログでもオーダー予想や見どころ動画、当日の解説配信など、みんなが楽しめるようにベストを尽くしています。一緒に楽しんでいきましょう!
1月:都道府県対抗駅伝
中学生から高校生、大学生、実業団選手、市民ランナーが一堂に会して襷を繋ぐオールスター駅伝です。新型コロナウィルスの影響もあって中止が続いていましたが、今年は遂に復活。箱根駅伝を戦った学生ランナーが日本トップレベルの実業団選手としのぎを削る戦いから目が離せません。
3月:学生ハーフ
ハーフマラソン学生日本一を決める大会です。個人レースとしては1年間の総決算とも言えるこの戦い。これからの学生長距離界の主役になる選手が現れてくる、とても楽しみなレースなのです。
いかがだったでしょうか。
今回挙げたのは主なビッグレースですが、その合間にも記録会やローカル駅伝等、1年中大会が開催されています。
当ブログではこうしたレースの結果も踏まえながら、みなさんに箱根駅伝を100倍楽しんでいただくために記事を書いていきますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!
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