こんにちは。先日開催された全日本大学駅伝関東地区予選会を振り返るシリーズ第二弾。(第一弾はこちら→全日本予選を熱く振り返る~通過校編~ | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))(第二弾はこちら→全日本予選を熱く振り返る~落選校編①~ | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
今回は惜しくも全日本予選を通過できなかったチームについて、その中でも収穫のあるレースをできた選手について簡単に考察していきます。
15位:日体大
収穫:松永(1組20位)
今回はエースの藤本をはじめ、多くの主力が欠場。前評判どおりの厳しい戦いとなってしまった日体大ですが、その中で新戦力の松永が粘走を見せました。4年目にして初めての主要大会でこれだけの走りを見せればまずまずでしょう。
4組目に挑戦した分須や名村らと共にいい経験ができました。
16位:専修大
収穫:高瀬(4組13位)
3組目まで苦戦が続き、予選通過は難しくなってしまった専修大。ただ、その中でも高瀬が最終組で他校のエースたちに引けを取らないレースを展開してくれました。箱根予選に引き続いての好走でエースの座は確立しつつあります。あとは高瀬に続く選手をどれだけ作れるかです。
17位:上武大
収穫:海村蓮(3組11位)
どうしてもエースの村上とパトリック以外の実績に乏しかった上武大。今回も全体的には厳しい戦いになったのですが、その中で海村がひとつ目立つ結果を残してくれました。やや落ち着いた展開となった3組目ですが、箱根ランナーも多く出場したこの組で上位に入ったことは自信になるでしょう。とにかくチームで彼のように成功体験を積み重ねていくことが大事です。
18位:拓殖大
収穫:江口(4組28位)&工藤(4組32位)
今回、拓殖大は最も苦しんだチームのひとつです。ラジニも不在で、もしかしたらチームとしてあまり全日本予選に合わせてこなかったのかもしれません。
その中でも江口、工藤とまだ主要区間を走っていない選手が他校のエースたちと真っ向勝負をする経験を積めました。
箱根では彼らがラジニの前後の主要区間を埋めていかなければなりません。
まずはその場を身をもって体感したということが重要なのです。
19位:東京農業大
収穫:田中(2組28位)
ダブルエースの高槻、並木に加えて主力の松本まで外れてしまったため、今回は厳しい戦いになりました。出走した8選手中、7選手が34位以下。なかなか勝負ができませんでした。
その中で組順位が最も高かったのは田中。少しでも抗えたという経験が必ず次に繋がってくるはずです。
棄権:日本薬科大
収穫:中野(3組20位)
キプリモの途中棄権により順位は残りませんでしたが、中山キプリモの最終組だけでなく、3組目でも戦えたのは大きな収穫でした。
レベルの上がってくる3組目で存在感を出しながらこの順位に収まったのは自信にもなるでしょう。日本薬科大は中山、キプリモの2枚看板が強力なチームですが、そこから総合力で戦うチームへと脱皮する気配を感じさせるような中野の奮闘でした。
以上、全日本予選の振り返りでした。
これにて春の大一番は終了です。ここから夏合宿を経て、いよいよ駅伝シーズンへと突入していきます。
箱根駅伝までちょうど半年、ここからどんどん加速していきます。
一緒に楽しんでいきましょう!
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