こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」今季の各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は城西大を紹介します。
城西大の今季のキーワードは「山の妖精」です。
「山を制す者は箱根を制す」
箱根駅伝の鉄則とも言われるような言葉があります。
5区は20.8kmと他区間と比べても距離は決して長いわけではありませんが、標高差864mを上り下りする最もタフな区間であり、最も差がつきやすい区間となっています。
そんな5区を前回制したのが城西大。山本唯が区間賞の激走で13位→9位まで順位をアップ。彼のおかげでシード権を獲得できたといっても過言ではありません。
箱根駅伝後も都道府県対抗駅伝で7区4位と好走したり、丸亀ハーフで61分34秒の好タイムで走破したりと平地でも大活躍を続け、「山の妖精」として独特の人気を博しています。
山本唯が4年生を迎える今季、山の部分ではもう何も心配いらないのですが、城西大にはさらにアドバンテージを作るためのオプションが1つあります。
それが、斎藤将也(2年)の存在です。
斎藤は昨年、激坂王で山本唯を抑えて優勝を果たすなど上りの強さは折り紙つき。前回の箱根でも山上りを担うのは山本唯なのか斎藤なのか、と駅伝ファンの間で話題になっていました。
最終的には斎藤が2区、山本唯が5区を走ることになり、それぞれの活躍もあってシード権を獲得しましたが、山本唯は「来年は2区で勝負したい」といったコメントも残しています。
普通だと、5区区間賞の選手を平地にコンバートすることは考えられませんが、上りが強くて総合力も高い斎藤なら、5区で区間賞争いができるポテンシャルは十分にあります。
もちろん、区間配置については今シーズンの彼らの戦いぶりによって変わってくる可能性もあるでしょう。
山本唯が“山の妖精”として2年連続の区間賞を狙いに行くのか、それとも“平地の妖精”へと転身して斎藤が“2代目山の妖精”となるのか、もしくは斎藤は“4代目山の神”を目指すのか。
他校が羨むほどの高いレベルでいろんな可能性があるのが今季の城西大です。
こんな贅沢なことはなかなかありません。
そんな城西大の高すぎる5区のメンバー争いにも注目してみてください。
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