箱根駅伝2022振り返り~明治大~

明治大

こんにちは。箱根駅伝に出場したチームの戦略と結果について1校ずつ振り返るシリーズ。あの興奮をもう一度!

今回は明治大の箱根駅伝について振り返ります。

 

往路:17位

復路:3位

総合:14位

 

まさかのシード落ちから1年。今季は個の力を高めて、箱根予選では2位に4分差をつける断トツのトップ通過。そのダメージが残る中で臨んだ全日本でも上位争いに顔を出しながらシードを獲得しており、前回よりパワーアップして箱根路に挑みました。

 

〇戦略

出遅れを取り返せなかった前回の反省を活かして、1区手嶋2区鈴木とエースを最初から投入して流れを作りに行きました。

3区には元気のいい児玉、4区は今季一気に信頼できる選手へと成長した小澤と火力の高い選手を並べています。経験者の鈴木がコンバートした5区には激坂王で結果を残した下條を起用。

序盤からシード圏内で戦い続けられれば、といったところでした。

 

往路に強い選手を投入しながら、復路にも強い選手を残せるのが明治大の強みです。

特に7区富田、8区櫛田、9区加藤、10区橋本と主要区間で戦ってきた選手が並ぶ布陣は全大学中トップクラスの攻撃力です。

往路でいい位置につけて、層の厚みが活かせる復路でどんどん上位に進出していく。そんな戦略で臨みました。

 

〇結果

1区手嶋は13位スタート、2区鈴木は積極的なレースができなかった一方、3区児玉は出遅れを取り戻すために突っ込むも伸び悩むなど、ちぐはぐな戦いで3区終了時16位と出遅れてしまいました。

4区小澤こそ区間7位と反撃を見せますが、5区下條も区間18位と伸びず、往路はまさかの17位。上位進出はおろか、シード獲得も難しくなりました。

 

それでも、奇跡の逆転に向けて駆け出した復路。

6区杉本が無難にスタートを切ると、7区富田が区間2位の快走で一気に盛り上げます。しかし、8区櫛田、9区加藤と実力者2人が区間11位と本来の力を発揮できずに万事休す。

10区橋本は区間3位と意地を見せましたが、総合14位と悔しい結果に終わりました。

 

〇感想

前回と同様、序盤の出遅れを取り戻せないまま終わってしまったという印象です。

もちろん、実力は14番目なんてものではありません。復路だけの順位で言えば3位。追いかけていかなければならない、下位からの展開でのこの順位なだけに、価値も高いです。

本来ならそれだけ強く走ることができる選手たちなのですが、それでも往路序盤を切り抜けることは難しいのです。

 

あとひとつ噛み合うだけでもっともっと上位に踏み込めるのに、なかなかそれができていません。ここが明治大にとって、飛躍するためのポイントです。苦しいかもしれませんが、ここを乗り越えれば必ず強豪校に戻れるはずです。

 

〇今後に向けて

今回走った選手からは手嶋、鈴木、橋本が卒業します。いずれも核になる選手だったので影響は大きいですが、今回6名が出走した3年生世代が最上級生を迎える来季が勝負の年になります。

 

加藤、児玉、櫛田、富田、小澤などなど、エース区間を走れる選手の候補は揃っています。

あとは突き抜ける選手が出てくるだけ。かつての阿部のような絶対的エースの登場を待ちたいです。

 

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