箱根駅伝2022振り返り~早稲田大~

早稲田大

こんにちは。箱根駅伝に出場したチームの戦略と結果について1校ずつ振り返るシリーズ。今回は早稲田大の箱根駅伝について振り返ります。

 

往路:11位

復路:12位

総合:13位

 

今季は史上初の10000m27分台トリオ(中谷、太田、井川)が揃ったチームとして三大駅伝優勝を目指した早稲田大。出雲では千明、全日本では太田も欠く布陣になりながら、それぞれ中盤で先頭争いを演じるなど強いところを見せて、勝負の箱根に臨みました。

 

〇戦略

どうやら戦前から、チーム状況はかなり悪かったようです。成長株の菖蒲が故障でリタイヤ、山下りの北村も貧血でメンバー外に。さらに井川も12月に入って絶不調で復路での起用も検討されるほどに。

 

それでも直前で調子が上向いてきた井川を皮切りに、中谷太田とBIG3をそのまま1区から3区に並べて、彼らの経験とスピードに賭けました。

4区は単独走に強い石塚、5区はチーム内でも賛否ありながらも、伊藤のスピードと適性を頼りました。

BIG3とルーキーの石塚、伊藤というメンバー。本調子なら上位進出が可能なオーダーでした。

 

復路は北村、半澤と経験者が外れた6区こそ不安がありましたが、7区鈴木、8区千明、9区佐藤、10区山口と単独走でも力を発揮できる選手を並べて、じわじわ順位を上げていけるメンバーで勝負を挑みました。

 

〇結果

1区井川がハイペースに耐え切れず、16位と後方でのスタート。2区中谷、3区太田も大きな追い上げには至らず、BIG3を投入した3区までで13位と何とも言えないスタートとなります。

それでも、4区石塚が3人抜き、5区伊藤も区間11位と粘って往路は11位でフィニッシュ。復路は強いので、5位前後までは見込める位置でした。

 

しかし、6区で14位まで落とすと、その後は追い上げても、前がなかなか落ちてこない展開に。最後は力尽きて、総合13位と無念のシード落ちとなってしまいました。

 

〇感想

今回は悪い意味でサプライズチームとなってしまいました。

選手たちの持ちタイムや実績を考えたとき、まさか13位に沈むようなチームとは思えません。

それでも、チームの足並みが揃わないと簡単にシード圏外に弾き飛ばされてしまうのが、今の箱根駅伝なのでしょう。

 

特に今の4年生は千明、中谷、太田、山口など、入学時から過去最高クラスのスカウトと言われて、期待されてきた世代でした。彼らは紆余曲折ありながらも実績を積んでいき、いよいよ勝負の年を迎えた中での結果なので、ファンとしても残念な気持ちがあります。

それでも、優勝への期待ができるチ―ムを作り上げてきたのは確かなこと。

この思いを糧に、また立ち上がってくれるはずです。

 

〇今後に向けて

前述したように、1年時からチームを支えてきた世代の卒業の影響は大きいでしょう。またチームは作り直しになります。それでも、今回出走できなかった選手にも小指、菖蒲、北村、辻と好走経験者が何人もいます。

スカウトも山口(学法石川高校)や間瀬田(鳥栖工業高校)など、出力の高い選手たちが複数加入します。

井川や鈴木、石塚、伊藤らを中心に、シード復帰は当然のこととして、また上位校に戻ってきてくれるはずです。

 

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