こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は中央学院大を紹介します。
中央学院大の今季のキーワードは「スーパーエース」です。(ちなみに前回は「主将交代」でした。【中央学院大】柔軟な主将交代がもたらすもの | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
中央学院大は前回、まさかの箱根予選敗退を喫しました。川田や小島、武川といった強力な世代が最終学年を迎えた中、全日本は本戦出場を果たしていただけにとても悔しい敗戦となりました。
そこからのリベンジを図る今季、中央学院大にはとてつもなく大きな武器が備わっています。
それが、吉田礼志(3年)の存在です。
吉田は1年次から箱根駅伝で2区を任されるなど、早くからエースとして期待されてきました。
前回の箱根予選でも個人68位ながらチームトップの成績を収めています。
でも、前回の箱根予選敗退をきっかけに、成績が一気に向上しています。
昨年12月には10000mで一流の証となる27分台をマーク。
今年2月の丸亀ハーフでは、篠原(駒澤大)に先着を許したものの、60分31秒と従来の学生記録を上回るビッグパフォーマンスを見せています。
さらに、学生ハーフでも同じく篠原に敗れたものの準優勝を果たしており、もはや学生トップクラスの走りを連発しています。
予選会から這い上がるフェーズのチームにこんなに強い選手がいたことは今まであったでしょうか?
吉田の強みはハイペースでグイグイ押していけるところで、エース区間で真っ向勝負できるタイプの選手です。
エース区間でも間違いなく区間賞争いに加わってくるでしょう。
そんなレベルのスーパーエースとなると、中央学院大では約15年前の木原がいた時代まで遡らないといけません。
当時は木原に導かれるようにチーム力が上がっていきましたが、吉田もそのような存在になれる選手です。
今年も関東インカレこそ回避しましたが、全日本予選にはエントリーされています。
いきなりフルスロットルでチームを勝利に導けるか。スーパーエース吉田の戦いに注目してみてください。
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