こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は東洋大を紹介します。
東洋大の今季のキーワードは「エースの復帰」です。（ちなみに前回は「全日本予選」でした。【東洋大】久々の全日本予選は逆にチャンス？ | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net)）
長らく強豪校として学生長距離界に君臨してきた東洋大。昨季は関東インカレや全日本予選など春シーズンからいろんな選手が活躍したり、夏の北海道マラソンでは柏がMGCを獲得したりと充実したシーズンを送りましたが、一方で三大駅伝では出雲9位、全日本8位、箱根10位とシード確保がやっと、という状況。
強豪校の東洋大にとっては厳しい結果となりましたが、その理由として仕方ない部分もあります。なにせ各学年のエースが故障等によりほとんど機能しなかったのです。
3年生エースの松山とスーパールーキーの緒方が三大駅伝にひとつも出場できず、2年生エースの石田に責任が重くのしかかってしまいました。
石田も元々5000mで高校記録を更新するほどの高いスピードと、タフなコースにも対応できる馬力を持ち合わせている選手でしたが、前回の箱根では体調が整わず。
それでも、他に任せられる選手がいないとのことで2区に強行出場。やはり手負いの状態で臨むには厳しい区間。全く本来の走りができず、区間19位と苦しい思いをさせてしまいました。
本来、エース区間で稼ぐことを期待したい選手たちが欠場だったり、本来の力を発揮できなかったり。
そんな状況の中でシード権を確保できたことは、東洋大の底力を示していたのです。
そして、今季は彼らが帰ってきます。石田の負担も軽くできるでしょう。
この1年間で、東洋大はエース不在でも各選手が逞しく戦えるように成長しました。その強固な土台の上で、ポテンシャル豊かなエースたちが躍動する。
昨季とはまた違った戦いが見られるでしょう。
そんな東洋大の戦いに注目してみてください。
ここまで読んでくださった方は
以下のリンクからブログの通知を受け取ることが出来ますので
ぜひ登録よろしくお願いいたします！！
コメント