【東海大】スター選手が復活できるチーム

キーワードで新チーム紹介

こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」今シーズンの各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は東海大を紹介します。

 

東海大の今季のキーワードは「復活」です。(ちなみに前回は「NEXT三本柱」でした。(【東海大】NEXT三本柱ジェネレーション! | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net)

 

東海大はどちらかというと、スターの多いチームです。高校時代から全国大会で活躍し、大学でも1年次からスーパールーキーとして注目されて、という選手は比較的多いです。

というより、毎年のようにそんな華のある選手が入学してきます。

 

でも、彼らが4年間ずっと箱根駅伝の舞台で活躍し続けるのはとても大変なことです。大きな怪我なく、順調に結果を残し続けた選手はそんなに多くはいません。

これは東海大に限った話ではありませんが、高校時代、大学1年次に注目されていた選手がその後故障などでなかなか表舞台に出てこられない、というのは残念ながらよくあることです。

 

東海大の現エースである石原翔太郎もその1人です。1年次には全日本4区、箱根3区でいずれも区間賞を獲得。見事なゲームチェンジャーっぷりからは、大エース誕生を感じさせました。

 

しかし、その後は股関節の故障に苦しみ、2年次の駅伝シーズンは全休。

エースを欠いた東海大は全日本、箱根ともにシードを落とすことに。

彼の復帰が待ち遠しいところですが、1年近く勝負レースから離れているため、不安も少なくないでしょう。

 

でも、ひとつ安心できる事実があります。

 

東海大はスター選手が長期欠場から帰ってくるチームなのです。

しかも、たいていの選手がパワーアップして戻ってきます。

 

今回は、長期欠場から戦線復帰を果たしたスター選手を3人紹介します。

 

○湊谷春紀

秋田工業高校時代には5000m13分57秒と世代トップの自己ベストを持ち、東海大でも1年次から三大駅伝全て前半区間を任されるなど、スピードランナーとして早くから期待されていた選手でした。

2年次にも出雲でアンカーの6区を任されますが、その後は長く故障に苦しみ、三大駅伝出場が途切れます。その間に1学年下の黄金世代が台頭し、ポジションが危うくなりましたが、故障が癒えてからはスタミナ型にモデルチェンジ。ハーフマラソン中心にレースへの出場を続けて実績を残し、3年次の箱根では復路のエース9区を担うまでに。

4年次には同じく9区を任されると、東海大の優勝を決定づけるナイスラン。有終の美を飾りました。

 

○名取燎太

佐久長聖高校時代は全国高校駅伝1区、都道府県対抗駅伝5区という花形区間でいずれも区間賞獲得。世代最強の選手として鳴り物入りで東海大に入学してきました。

しかし、入学前に疲労骨折を発症すると、その後はレースに復帰しようと焦って調整して故障を繰り返すという悪循環にハマってしまいました。

期待されていた分、2年次まで全く駅伝メンバーに絡めなかったことに残念がるファンも多くいましたが、それでも地道に続けた努力が3年次に実を結びます。

じっくり距離を踏んでハーフマラソン中心に実績を積んでいくと、全日本8区で待望の駅伝デビューを果たします。

いきなりほぼ同タイムの首位で襷を受けるという大舞台で、留学生に次ぐ区間2位の大活躍。デビュー戦でいきなり優勝を決める大仕事をやってのけました。その後は東海大を優勝争いに導き続ける頼もしいエースとして君臨しました。

 

○松崎咲人(4年)

松崎も佐久長聖高校時代には主要区間を走って全国高校駅伝優勝に貢献した逸材です。大学でも高いロード適性を評価され、黄金世代たちがいた1年次から箱根駅伝メンバーに選ばれると、優勝争いの中で7区3位と素晴らしい走りを見せました。

しかし、2年次には故障に苦しんで全休。将来のエース候補として期待されていた選手の長期離脱はチームに大きなダメージを与えました。

それでも、3年次に久しぶりの復帰。しかも全日本2区、箱根2区といずれもエース区間を埋めてくれました。石原不在に悩む東海大を支える復活劇でした。

 

東海大ではこのように、長期離脱から復帰したエース達がこんなにいるのです。石原も離脱が長引いていますが、必ずや復帰してくれるはず。

熱い復活劇を楽しみに待ちましょう。

 

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