【中央学院大】まさかまさかの正念場

こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は中央学院大を紹介します。

中央学院大は昨季、まさかの箱根予選敗退を喫しました。前年の箱根駅伝では10区途中までシード圏内をキープ、エース力も選手層も申し分なかったことからトップ通過の最有力候補となっていました。

それでも、予選通過を果たすことはできませんでした。

駅伝戦国時代において、一度箱根駅伝出場を逃すとすぐに復帰するのは容易ではありません。

連続出場を続けてきた上武大や大東文化大といった常連校でさえ、2年前の箱根予選で敗退を喫すると、昨年も復帰は叶いませんでした。

そして、中央学院大もその荒波に飲み込まれました。

本当に正念場です。

ただ、前回の敗北は1位通過を目指して序盤から積極的に勝負したが故の敗北です。

5ｋｍごとの通過順位を見てみると

3位（5ｋｍ）－5位（10ｋｍ）－5位（15ｋｍ）－12位（ゴール）

と、ラスト5ｋｍ以降に急失速したことがわかります。

エース格の選手が低体温症により失速するなど、気象条件に恵まれなかった点もありました。

チーム力はもちろん今でもシード校と遜色ありません。

だからこそ、この1年間が本当に大事です。

万が一今年も箱根駅伝出場を逃してしまった場合は、いよいよチームの未来が厳しくなってきます。

エース格の栗原、小島、武川を中心に、一度ズレた時計を元に戻すための戦いに注目してみてください。

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