こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」今シーズンの各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は早稲田大を紹介します。
早稲田大の今季のキーワードは「収穫」です。(ちなみに前回は「山」でした。【早稲田大】山に隠し持つアドバンテージ | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
早稲田大は10000m27分台トリオを揃えた前々年、箱根では総合13位とまさかのシード落ちとなりました。
高校時代から速い選手はいるものの、いまいちチームとして噛み合わないもどかしさを抱えている中で、昨季花田監督が就任しました。
花田監督がまず取り組んだのが、確かな脚づくり。
スピードよりも、まずは安定して20㎞走り切る力をつけることに注力していきました。
その結果、前回の箱根では総合6位と見事にシード復帰。
悪くても区間10位前後に収める安定感の高さが目立ちました。
花田監督もこの結果に胸を撫でおろしながら、一方で現時点ではこの順位が限界ということも言っていました。
まずは土台作りに注力していったが、さらに上位を目指すためには絶対的なスピードも必要だと。
そうやって、高いレベルで勝負できる選手を育てていきたいと言って迎えた今シーズン。
通常、チームの再建には数年かかるはずなのですが、あまりにも早くその実が結び始めています。
伊藤、山口のスピードスター2人が当然のように5000m13分30秒台で走ったり、石塚が10000m27分台に突入したり、関東インカレではその石塚とルーキー工藤が10000mでダブル入賞を果たしたり。
確かに高校時代の実績はある選手たちでしたが、こんなに安定感高くハイスピードで勝負できる選手たちだったっけ?と驚くような鮮烈な活躍をいろんな選手が次々に見せているのが今季の早稲田大です。
花田監督のチームビルディングは本当に見事です。
現時点でこれだけ収穫できているのであれば、駅伝シーズンが始まる頃には優勝候補校も無視できないレベルの実力派集団が出来上がっているはず。
早稲田大のあまりにもスムーズな収穫のシーズンに注目してみてください。
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