箱根路を駆けた名選手たち~D.M.キトニー~

OB紹介

こんにちは。月に1度のシリーズ「箱根路を駆けた名選手たち」です。今回、紹介する選手はダニエル・ムイバ・キトニー(日大卒)です。

当シリーズ4年目にして、初の留学生選手の紹介です。

日大は代々、留学生選手を受け入れているチームです。

サイモン、ダニエル、ベンジャミン、ワンブィ、ドゥングと、彼らは圧倒的なパワーでチームを押し上げてきました。

その中で異色のチャレンジを行ったのがキトニーです。

彼は留学生選手がよく走る花の2区ではなく、山上りの5区に挑戦しました。

一般的に寒さへの耐性と我慢強さが求められる5区は留学生選手には不向きなのでは?と言われています。

実際、最初は上手くいきませんでした。

それでも、粘り強く挑戦を重ねて、最後にはとてつもない飛躍を遂げたのがキトニーという選手です。

今回は、そんなキトニーの箱根駅伝を振り返ります。

〇高校時代

ケニアのカンビ・マウエ高校で競技を行っていたキトニー。実はこの高校から箱根駅伝に出場したのはキトニーのみとなっています。

〇大学時代

■1年次

来日当初からそのスピードを遺憾なく発揮し、関東インカレでは1500m2位、5000m5位とダブルで入賞を果たします。

しかし、この年は4年生に先輩留学生のベンジャミンがいたため、三大駅伝への出場は無し。力を蓄えるシーズンでした。

■2年次

先輩のベンジャミンが卒業し、留学生エースとして本格化したのがこの年です。

箱根予選では個人2位の快走で本戦出場に貢献すると、全日本でもエース区間の8区で断トツの区間賞を獲得します。

こうなると、箱根駅伝でも花の2区への挑戦が期待されましたが、なんと小川監督はキトニーを5区に起用する賭けに出ました。

というのも、日大は5年前に卒業した阿部豊幸氏以来山上りでずっと苦戦しており、シード権を逃し続ける要因となっていました。

この5区を凌ぐためにも、もっと言うならここで稼ぐためにもキトニーのパワーに懸けたい。というアイデアから、成功例の無い留学生5区のチャレンジを行ったのです。

そして迎えた本番、キトニーがいなくなることによって空いた2区を森谷が見事に埋めて流れを作り、キトニーは8位で襷を受けることになりました。

しかし、初めての5区は想像以上に難しかったです。

寒さ対策として帽子にネックウォーマーの重装備で臨みましたが、これが暑すぎて本格的な上りに入る前に汗をたくさんかいてしまいました。

これが山で気温が下がったところで冷えて身体が固まり、結果は区間10位で順位も2つ落とすことに。

初の山上りはホロ苦いレースとなりましたが、実はチーム自体は課題の山を許容範囲で押さえられたことにより、5年ぶりのシード獲得を果たすことができました。

■3年次

初めてシード校として臨んだシーズン。しかし、全日本は予選で敗退、出雲も台風の影響で中止となったため、三大駅伝は箱根一本に絞って戦うことになりました。

前年2区で好走した森谷が卒業、キトニーも5区で区間10位と留学生選手を起用したにしては思ったほど稼げなかったため、今回はキトニーが2区を走ることになる。そう予想していましたが、違いました(笑)

2区は若手成長株の石川に託し、キトニーは再び山上りの5区へ。

案の定、今回は平地の戦いが厳しくキトニーには18位で襷が渡りました。

このまま終戦か…そう思われた中でしたが、今回のキトニーは一味違いました。

前回の反省を活かした冷静なペースメイクで区間賞を獲得した神野に次ぐ区間2位。

順位も12位とチームをシード争いができる水準まで押し上げてくれました。

最終的にシード獲得とはなりませんでしたが、キトニーのリベンジもあって、

後味は悪くない箱根駅伝での戦いでした。

■4年次

泣いても笑っても最後の4年生のシーズン。キトニーは関東インカレハーフで優勝、全日本予選でも4組1位の快走で2年ぶり本戦出場に貢献するなど、ひとつレベルの上がった走りを連発します。

箱根予選でも断トツの個人1位でチームをトップ通過に導き、 全日本でも8区単独走ながら区間2位。まさに充実の一途を辿りながら最後の箱根駅伝に臨みました。

そして、5区はもうキトニーしかいない。

そう思われるほど、山上りへの信頼を獲得していました。

前年と同じ2区を走った石川たちの奮闘により、キトニーは14位と前回よりもいい位置で3度目の5区に駆け出していきます。

そして、今度は前回以上にスイスイと山を上り、終わってみれば8人抜きの区間賞。最後にして最高の結果を残してくれました。

“山の神”神野大地を上回って区間賞を獲得しただけに、この走りの価値は高いです。

チームは復路でブレーキがあったこともあって惜しくもシード権を逃してしまいましたが、日大の存在感は十分に発揮できたレースでした。

〇社会人時代

卒業後は故郷ケニアに戻る予定でしたが、日本の実業団カネボウで競技を続けました。ニューイヤー駅伝でも、2019年には2区6位の好走でチームの8位入賞に貢献するなど、高レベルで安定。

今はTRACK TOKYOに所属し、ランニングインストラクターとして活動しながら競技を続けています。

日本で活躍した選手が、そのまま日本で長きに渡って活動してくれるのは嬉しいですね。

〇最後に

今回伝えたかったことは、失敗を恐れずに挑戦し続けることの大切さです。花の2区で勝負をするのが定石、といったところを何度も山上りの5区に挑戦し続けました。

一度上手くいかなかったからといって、諦めるのではなく何度でも挑戦し続ける。そのプロセスが最後に区間賞獲得という大きな成果に繋がりました。

日大は前回、箱根駅伝出場を逃すなど低迷が続いています。

でも、だからこそチャレンジしやすい状況でもあると言えるのではないでしょうか。

キトニーのように挑戦し続けて、再び箱根駅伝の上位争いに戻ってきてほしいです。

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