第100回箱根駅伝振り返り~東海大~

東海大

こんにちは。箱根駅伝に出場したチームの戦略と実際の結果について1校ずつ振り返っていくシリーズ。今回は東海大の箱根駅伝について振り返ります。

 

往路:16位

復路:9位

総合:11位

 

エース石原が故障に苦しむ一方、兵頭や花岡など若手が台頭し、スピード豊かな選手の頭数が揃ったチームとしてのアイデンティティを確立しつつある東海大。3年ぶりのシード獲得に向けて箱根路に臨みました。

 

〇戦略

エースの石原は故障からの回復途上ということで7区に。山上りを準備していた越と南坂がコンディション不良で走れず、急遽喜早が走ることになるなど、万全なラインナップとはなりませんでしたが、2年生5人と若手中心のオーダーで臨むことになりました。

1区兵藤、2区花岡、3区鈴木とスピードを伸ばしてきた2年生を3人並べ、4区には伸び盛りの野島。いずれも区間一桁で走れるポテンシャルの選手なだけに、5区までにどこまで貯金を作れるかという勝負でした。

復路は6区にスピードランナーの梶谷で勢いをつけて、7区に回った石原で勝負。8区以降は南坂、竹割、ロホマンとロードで強い下級生の力に賭けました。

石原が万全ではないとのことで大きく稼げる区間は見当たりませんでしたが、不安な区間も急造となった5区以外には見当たらず。どこまで取りこぼしなく戦えるかがシード獲得へのポイントでした。

 

〇結果

1区兵藤が5位と好スタートを切ると、2区花岡も順位こそ落としたものの、しっかり勝負したうえで10位と持ちこたえました。3区鈴木、4区野島も順位をキープしますが、懸念の5区で16位まで落とすことに。それでも、シードラインとは1分少々と喜早は十分に粘ってくれました。

勝負の復路、6区梶谷が区間9位の好走で一気に11位まで順位を上げます。

7区石原は区間15位と苦しみますが、8区南坂が区間7位の好走で遂に10位に突入。ここからは10位をかけて大東文化大との一騎打ちとなります。

9区竹割も積極的な走りで逃げますが、11位大東文化大からのリードはわずか4秒。10区ロホマンが区間20位と力尽き、逆転を許して11位でのフィニッシュとなりました。

 

〇感想

シードにこそあと少し届きませんでしたが、最後までシードライン上での攻防を展開できたことが、この若いチームにとって最大の収穫となったことでしょう。

昨季まではエース石原が飛び抜けた存在となっていましたが、彼に続く選手はスピードがあって将来性豊かな選手が多い一方、箱根駅伝のようなタフなレースでの耐久性に不安がある状態でした。

しかし、今回は花岡や兵藤など、若手が前半の厳しい流れを真っ向勝負で戦ってくれました。彼らはもうチームを牽引する頼もしい選手です。

 

スピードのある選手がタフさを身に着けたことの素晴らしさを知るのはこれからです。今後の東海大の未来を感じさせるレースでした。

 

〇今後に向けて

今回走った選手からは石原と喜早が卒業します。特に大黒柱としてチームを引っ張り続けていた石原の存在は大きいです。それでも、今季は彼に頼らないチーム作りを進められています。兵藤、花岡、鈴木ら経験を積んできた選手を軸にスピードとタフさを兼ね備えたチームとして、シード奪回に向けて注目していきたいところです。

 

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