こんにちは。箱根駅伝のオーダーを本気で考えるシリーズ！今回は日大、立教大、神奈川大、国士舘大、中央学院大のオーダーを本気で考えました。
〇日大
西村④－キップケメイ①－安藤③－下尾④－鈴木②
山口②－冨田②－大橋③－久保④－土井④
新監督が就任し、生まれ変わったチームで4年ぶりの箱根駅伝出場を果たした日大。箱根予選後もトラックでベスト連発と伸び盛りですが、監督は繰り上げ回避と控えめな目標で臨みます。
チャレンジングチームなので、往路から全戦力投入していっていいと思います。
日本人エースの西村を1区、最強エースのキップケメイを2区。1区の位置次第では2区終了時に先頭に立っていてもおかしくありません。3区、4区もスピードに乗ったら強い安藤と下尾を並べて、5区は箱根予選で強さを見せた鈴木。3区はおそらく他校が後ろから追い上げてくる展開になるので、走りづらさはありますが、ここで耐えることができれば往路10位前後のゴールは目指せるはずです。
復路は10000m28分台に突入した冨田を7区に置いて流れを作りたい。あとはどんな展開になろうとも、このチームにとっては待望の経験値になります。
○立教大
関口④－國安②－服部④－中山④－馬場②
吉屋②－林③－稲塚③－山本③－安藤④
箱根予選直前の監督退任というアクシデントに見舞われながらもしっかり2年連続の本戦出場を決めた立教大。主力がこの1年間で逞しさを増して、オーダーの組み方にも幅が広がってきました。シードも狙える戦力です。
まず1区は今季充実の関口に任せたい。10位前後での中継を臨めるはずです。2区は前回に引き続き國安。前回は単独走のため難しい走りになりましたが、集団の中で走り出したら、また違う結果になってくるはずです。ダークホースになり得る服部は3区で勝負し、4区は安定の中山。前回経験者が外れた5区は主力に成長した馬場をコンバートすれば、往路はかなりいい布陣になります。
復路も爆発力のある林、山本を中心に繋いで最後はロードで抜群の安定感を誇る安藤。1区2区で上手く流れて、3区で躍進できれば、本格的にシード獲得が見えてきます。
○神奈川大
巻田④－小林篤④－宇津野④－宮本②－飯塚③
中原③－三原①－大泉④－高橋④－佐々木④
まさかの予選落ちとなってから1年。強力世代が4年生を迎えた年にしっかり箱根駅伝復帰を果たしました。チーム構成上、どうしても4年生の起用が多くなってしまいますが、割り切って今大会の最高順位を目指していくオーダーを考えました。
まずほぼ確定なのは2区の小林篤。箱根予選でも日本人3位に入るなど、待望の2区で勝負できるエースです。彼にいい位置で走り出してもらうためにも重要な1区は巻田。彼も前半区間で勝負してきた選手です。
3区4区は宇津野と宮本。安定感が高く、彼らが順位を落とすところは想像しづらいです。
山は読みづらいですが、飯塚と中原の3年生コンビでどうか。苦戦した経験もある分、粘りが効いてくるはずです。
復路は最後の高橋、佐々木が強力。いずれも1年次に同じ区間を走りましたが、その後は箱根駅伝から遠ざかってしまいました。そんな選手たちが力を取り戻して、むしろパワーアップして迎える最後の箱根。シード争いの最後のひと押しになるはずです。
ポイントは2区でどれだけ勝負できるかと、山がしっかり耐えられるか。ここをいずれも区間10位前後でクリアできたら、復路は勝負できるのでシード獲得が見えてきます。
○国士舘大
山本龍④－カマウ③－生駒②－西田③－山本雷④
勝部②－川勝②－生田目③－鈴木③－渡辺③
箱根駅伝連続出場を続けている国士舘大。本戦では厳しい戦いになることも多いですが、シード獲得に向けて最も重要な2区と5区が強みとして持てるため、期待値は例年以上に高いです。
2区カマウ、5区山本雷はいずれも区間上位で走れる選手たち。彼らにいい位置で戦ってもらうためにも、往路には主力を注ぎ込んでいきたいです。1区は1年次から奮闘してきた山本龍、鬼門になりがちな3区は伸び盛りの生駒で勝負。4区も箱根予選、全日本でチーム上位の走りを見せた西田を投入したい。正直、このチームの戦いは往路で決まると言っても過言ではありません。往路をシード圏内で終えることができたら、復路は必ず景色が変わってきます。
今回はここまでにします。
次回もお楽しみに！
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