全日本大学駅伝のオーダーを本気で考えてみた①

全日本大学駅伝

こんにちは。今回からは11月7日に迫った全日本大学駅伝のエントリー予想を本気で考えてみることにしました。

「もし自分が駅伝監督だったら」といった観点から考えているので、あくまで参考としてお楽しみください!

今回は5チームをご紹介します。それではどうぞ!

 

○駒澤大

唐澤②-安原②-篠原①-鈴木②-佐藤①-佃④-花尾②-田澤③

 

昨年の覇者で、さらに史上最強の三本柱が確立したため、今季も圧倒的優勝候補として目されていましたが、彼らに綻びが出た出雲駅伝は5位。やや評価が下がっていますが、それでも総合力が最も高いチームであることに変わりはありません。

疲労骨折で出雲を欠場した鈴木、本来の走りではなかった唐澤の状態が気になりますが、本調子でないにしてもある程度走れると想定した区間配置にしました。

唐澤は距離の短い1区、鈴木は比較的負担の少ない4区に回して、間の2区3区を突っ込んで走ることのできる安原と篠原に託します。攻めどころは5区の佐藤。ここで一気に抜け出しを図りたいです。

1人は上級生を置きたいので6区には佃。7区は前回の小林のようなイメージでクレバーに食らいつける花尾、そしてアンカー田澤で勝利を狙います。

 

基本的には7区まで先頭の見える位置で戦うことができれば田澤で逆転を図ることができますが、アンカーに留学生を置ける東京国際大に対してだけは、それまでにリードを奪っている必要があります。

プレッシャーのかかるレースにはなりますが、元々全日本大学駅伝は得意としているチーム。鮮やかなリベンジを期待したいです。

 

○東海大

溝口②-神薗②-佐伯②-市村④-松崎③-長田④-本間④-竹村③

 

出雲駅伝では9位と苦しんだ東海大。全日本も大エースの石原がエントリーから外れてしまったため厳しい戦いが予想されますが、その中でどう戦うか考えてみました。

序盤は思い切ってスピード型の下級生に託してみたい。

1区2区は出雲でも好走した溝口と神薗。佐伯はもう一度主要区間で試してみたいので3区。エースの市村はどちらかというと集団走より追いかける展開の方を得意としているので、敢えて4区で切り札的に使います。5区6区の繋ぎ区間は復帰してきた松崎と長田で慣らして、7区8区はチーム屈指のスタミナ型選手である本間と竹村で戦います。

 

序盤が不安になりますが、4区以降は結構手堅く戦えそうな雰囲気です。若手たちの奮起に期待しましょう。

 

○明治大

児玉②-手嶋④-小澤③-加藤③-杉②-橋本④-櫛田③-鈴木④

 

箱根予選の圧勝で高い評価を受けた明治大。全日本でも前回の3位以上を目指せるのではないかと期待が高まっています。

基本的には箱根予選で好走した選手を中心に、真っ向勝負のオーダーを組んでいいのではないでしょうか。

爆発力のある児玉と手嶋で序盤を担い、バランスの取れた小澤と加藤で中盤を戦い、5区6区は新戦力を試しながら、最後は安心安全の櫛田と鈴木で締める。

まず大崩れすることはないでしょう。

 

なかでも注目している選手は橋本です。これまで目立った実績はありませんでしたが、今季になって急成長。仲間からも評価が高く、箱根予選でも当たり前のように好走しています。昨年の大保のようなラッキーボーイになってくれそうな予感です。

 

○青山学院大

志貴②-岸本③-佐藤②-中村③-西久保③-飯田④-近藤③-横田③

 

今季は選手層の厚さを見せながらもエース力の不安からやや評価が落ちるとされていた青山学院大。しかし、出雲ではむしろ主要区間の奮闘で2位を奪取。さらに岸本、中村とエース格の選手が復帰しており、優勝を狙える体制が整ってきました。

まず、優勝するためにエースの近藤は7区に使いたいところ。昨年の神林の再現を狙います。アンカーは出雲でも快走を見せた横田でいいでしょう。

この終盤2区間はかなり強力なため、6区まで先頭付近で戦うことができれば勝機が見えてきます。

 

1区は急成長中の志貴に託して勢いをつけてほしい。岸本、中村の復帰エースコンビも序盤に使いたいですが、バランスを取るため間の3区にセカンドエースの佐藤を挟みます。

そして5区には秘密兵器の西久保を投入。学生駅伝は初登場ですが、ガンガン攻められるポテンシャルを秘めています。

6区は飯田主将で繋いで、7区からはエース近藤と横田でひと勝負。

総合力勝負に持ち込めれば青山学院大の優勝も見えてくるはずです。

 

○東洋大

児玉③-及川③-松山②-石田①-九嶋②-佐藤②-前田③-柏③

 

出雲では松山、宮下のダブルエースを欠きながらも全員駅伝で3位を勝ち取った東洋大。そのダブルエースも復帰した全日本ではさらなる上位進出が期待されています。

が、箱根の山上りを見据えて負担を軽くするために、宮下は一度予想から外しています。

それでも十分楽しめるオーダーが考えられました。

 

1区はスペシャリストの児玉。どんな展開でも確実に繋いでくれる児玉抜きではオーダーを考えられない身体になってしまいました。

2区は及川。彼もラストスパートが強く、トラックシーズンでは何度も組1位を取ってきた選手です。2区は適正抜群の区間になります。

3区にはエースの松山を投入してできるだけ前に押し上げて、4区5区は出雲でも好走した石田と九嶋で勝負します。あわよくばここで首位に立ってほしいところ。

6区は復帰戦の佐藤に任せて、7区8区は出雲でも粘りの走りを披露した前田と柏に託します。

長距離区間の爆発力という点では他の優勝候補のチームと比べると劣りますが、信じられないくらいの粘りと執念を見せるのも東洋大の特徴のひとつ。

例え優勝したとしても、驚かない準備はできています。

 

今回はここまで!

次回もお楽しみに!

 

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