こんにちは。新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介するシリーズ。今回は明治大を紹介します。
明治大の今季のキーワードは「阿部の後継者」です。(ちなみに前回は「27分台」でした)
明治大は昨季、絶対的エースの阿部がチームの大黒柱として構えていました。
彼自身は故障明けの影響で最後の箱根は7区に回りましたが、彼の背中を追いかけて成長した多くのエース候補達の躍動により見事にシード権を獲得しました。
そしてその阿部が卒業した今季、誰がチームのエースなのでしょう?
満場一致の答えは出ないでしょう。
それだけレベルの高い選手が揃っているということではありますが、でもその中から突き抜ける選手が現れたとき、明治大はさらに上のステージへと進めるはずです。
それでは、今季の明治大のエース争いに参戦する選手を紹介します。
■小袖英人(4年)
今回紹介する選手の中で最も早く阿部の後継者として頭角を現した選手です。レース中の脱水症状などのアクシデントも少なくありませんが、2年次からトラックにロードにチーム上位の成績を残す機会が多く、昨季は1区で好スタートを切る役割を着実に遂行。速い展開への対応に長けている印象です。
■手嶋杏丞(3年)
昨季、突然覚醒してチームの救世主となった選手です。初の主要大会となった箱根予選でチーム内トップを鮮やかに奪うと、箱根本戦も3区で5人抜きの大活躍。爆発力が高く、チームの流れを変えられる存在です。
■鈴木聖人(3年)
1年次からレギュラーとして走り続けている選手です。昨季は成績がグッと安定し、全日本7区、箱根5区とも区間5位の好走で順位を上げる役割を担いました。1年次には1区も経験しており、区間や展開を選ばず起用できるユーティリティ性が最大の強みです。
■加藤大誠(2年)
彼も突如現れたエース候補です。昨季は全日本予選2組で2位と好デビューを飾った後は箱根予選、全日本ともメンバー外。しかし、上尾ハーフでの走りが山本監督の目に留まり、箱根は強力な先輩たちを差し置いて2区に大抜擢。そして順位を2つ落としただけの区間10位で走り抜く好走で応えました。
彼の強みは周囲に流されずに自分の走りに徹することのできる冷静さです。
1年次からこんな走りができる選手の今後なんて楽しみで仕方ないのです。間違いなく大きく成長するでしょう。
■櫛田佳希(2年)
ある意味、最も阿部の後継者らしい選手かもしれません。彼と同じ学法石川高校出身で、全日本予選では同じ1組を走り、箱根では阿部から襷を受ける8区に起用されるなど不思議な縁があります(山本監督が意図的に采配しているかも?)。箱根予選も含めて高値安定の結果を残しており、今季一気に学生トップクラスまで駆け上がってもおかしくありません。
こんなに多くの選手でエース争いをしているチームは他にはありません。明治大の強みはハイレベルな選手たちで切磋琢磨していることでしょう。全員がエース、でも中から大エースになる選手が出てきたら・・・?そのときの明治大は優勝争いに絡むチームになっているはずです。
彼らの競走から目が離せません。
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