箱根駅伝振り返り2020〜順天堂大〜

箱根駅伝

こんにちは。箱根駅伝に出場したチームの戦略と結果について1校ずつ振り返るシリーズ。今回は順天堂大の箱根駅伝について振り返ります。

往路:14位

復路:15位

総合:14位

大エース塩尻が卒業して初めてのシーズンを迎えた順天堂大。今季のスタート時はエース力の低下に苦戦が懸念されましたが、中間層が全体的にレベルアップ。エース区間で戦える選手たちも登場し、全日本では7区途中まで首位争いする好レースを展開。2年連続のシード権獲得も十分に視野に入りました。

〇戦略

1区は三大駅伝初登場ながら好調の原田に託し、藤曲、橋本、野口とエース格の選手を並べた2区から4区で攻め込む戦略で臨みました。

復路も大きくスピードを伸ばしてきた清水を置いた6区、ルーキーらしからぬハイレベルでの安定感を誇る西澤を配置した8区など、随所に攻め込む区間を設定。1区さえ乗り越えることができれば、その後は10位前後で戦うことができるオーダーでした。

〇結果

1区原田は序盤に集団から離れますが、それでも最低限にはまとめる18位でのスタート。すると2区から藤曲、橋本、野口とエースたちが後方からでも自分の力を発揮する逞しい走りで12位まで上げてきます。5区では周囲のチームが好走したことにより14位まで順位を落としますが、真砂も区間14位と無難にまとめており、シード権に向けては十分に逆転可能な位置で往路を終えることができました。

勝負をかけた復路では、6区から各選手が好タイムで走りますが、東洋大、早稲田大、中央学院大、創価大が入り乱れるハイレベルなシードラインには近づくことができず。

最後まで順位を上げることは叶わず、14位でのフィニッシュとなりました。

〇感想

苦戦が予想された今季開始時を思えば、よくここまで戦力を整えてきたと思います。大エースが卒業した翌年に全員駅伝のチームにスタイルチェンジさせた長門監督の手腕も見事です。エースたちも中間層の選手たちも持てる力はちゃんと発揮できているように感じました。しかし、それでもシード権争いに絡めないのが今の大学駅伝界のレベルの高さを物語っています。さらなるレベルアップが求められますが、適応していってほしいところです。

〇今後に向けて

今回走った選手のうち、藤曲、橋本、小畠、高林、野田と5選手が卒業します。特に藤曲と橋本はエース区間で戦ってくれる心強い選手でした。穴は決して小さくありませんが、今季の各選手の伸び方を見れば、また新しいエースが誕生することは容易に想像できます。誰がその座に就いているのかわからないのがさらに楽しみなところ。今後も順天堂大の成長から目が離せません。

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