こんにちは。今回からは箱根駅伝直前企画!
注目してほしい選手を様々な切り口から紹介していきます。
箱根駅伝では10区間×23大学で総勢230人が走ります。その230人の選手、さらには走れなかった選手も含めて一人ずつにドラマがあります。
そんな背景を知れば、より選手を応援したくなる気持ちも強くなるのではないでしょうか。
もっともっと駅伝を楽しんでもらいたい!
そんな思いを持って、選手を紹介していきたいと考えています。
箱根駅伝ではそれまで大学駅伝での実績が少なかった選手が突如として大活躍することがあります。
前回大会では、駒澤大の伊藤が三大駅伝初出場で山下りの6区に登場しました。先頭で走り出したものの、後ろからは4年連続出場の若林(中央大)が追いかけてくるというシビアな展開。それでも、伊藤は区間賞の激走でリードを拡大。相手が詰めたい区間で初登場の選手が上回ったインパクトは大きく、優勝争いの流れを決めるような素晴らしい走りとなりました。
今回はそんな伊藤のようなシンデレラボーイを探す企画です。
■帰山侑大(駒澤大2年)
駒澤大の秘密兵器になり得る存在が帰山です。山下りに驚異的な適性を持つとの噂があり、昨季も6区に準備していたそうです。コンディションが整わず、欠場となって代わりに出場した伊藤が区間賞。その伊藤も平地に回れる走力があるだけに、帰山が6区で2年越しのデビューを飾る可能性がありそうです。
■吉中祐太(中央大2年)
中央大の中で今季最も伸びた選手の1人が吉中です。今季はベスト連発で関東インカレでも10000m8位に入賞。駅伝デビューとなった全日本でも6区4位と着実に戦うフィールドを上げています。中央大が駒澤大を抑えるためには相手を上回る区間をひとつでも増やしたいところ。吉中にはその役割が期待されているのです。
■鳥井健太(青山学院大1年)
1年生ながら5000m13分36秒とかなりのスピードを持って出雲駅伝のメンバー入りを果たした選手です。ここでは追いかける展開への焦りもあって失速してしまいましたが、青山学院大の箱根駅伝メンバー選考レースとしても知られる世田谷ハーフでは上級生を抑えて優勝。悔しい思いを超えてすぐに結果を出すあたり、ただものではありません。
■上原琉翔(國學院大2年)
強者揃いの國學院大の中で今最も勢いに乗っている選手です。今季は出雲1区、全日本3区と序盤の重要区間を任されてそれぞれ区間3位と奮闘。日本人選手にはまだ篠原(駒澤大)にしか先着を許していません。箱根でも1区や3区といった前半のスピード区間を任されることになると思われますが、区間賞候補の1人として注目しておきたいところです。
■小池莉希(創価大1年)
青山学院大の選手が大量に5000m13分台でベストを更新した絆記録会で彼ら全員を上回って日本人トップを掻っ攫った選手です。叩き出した13分34秒は大学1年生歴代4位という好タイム。高校時代のベストを50秒以上更新しているというとんでもない伸びしろモンスターです。出雲は2区5位、全日本は4区16位と駅伝では良し悪し分かれていますがそれもまた経験。彼の爆発力と伸びしろが創価大の未来です。
■福田翔(帝京大3年)
ハーフマラソンに滅法強い選手です。2年次まではそこまで目立った存在ではなかったものの、2月にハーフ62分3秒と突如学生トップクラスのタイムを叩き出すと、箱根予選ではチームトップ、全日本でも1区で好スタートを切るなど、エース小野の不在を埋める活躍を見せています。箱根でも1区か2区での登場となるでしょう。帝京大が強いときは序盤からなぜか上位にいることが多いですが、それを再現させてくれるような“強い選手”です。
■小林篤貴(神奈川大4年)
小林がもう学生トップクラスの選手へと成長していることに気付いているのはコアな駅伝ファンだけかもしれません。昨季までは安定感が魅力の職人系選手でしたが、今季に入って大ブレイク。箱根予選では前田(東京農業大)、吉田(中央学院大)という学生長距離界を代表するエースたちに続く日本人3位に食い込むと、日本学連選抜で走った全日本では3区3位とこれまた快走を披露。大きくアドバンテージを作るためのスピードも身に着けています。この成長曲線は1学年上の山崎を思い起こさせます。彼が走れなかった4年生での箱根駅伝。2区でも相当な区間上位が見込めるはずです。
以上、箱根駅伝でブレイクする可能性を秘めた選手たちを紹介しました。まだまだこんな選手がブレイクしそうだよ!って選手がいる方、ぜひラインで教えてください!
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