こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」今シーズンの各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は明治大を紹介します。
明治大の今季のキーワードは「序盤」です。(ちなみに前回は「4年生」でした【明治大】個性派軍団の大逆襲 | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
実は明治大は過去8大会中、7大会で箱根駅伝のシード権を逃しています。その間、箱根予選で1位通過を果たしたり、全日本でもシード権を獲ったりと存在感を示すレースも多く、好チームであるという印象はあるのですが、どうしても箱根駅伝での結果が伴っていません。
実力的にはシード校と遜色ないのになぜ…と気になるところですが、その答えのひとつは序盤の流れにあるかもしれません。
過去の箱根駅伝の順位を見ていくと、ここ6大会連続で2区終了時に11位以下でスタートしています。
高速化が進む昨今の箱根駅伝において、序盤の出遅れを取り戻すのは簡単なことではありません。
裏を返せば、序盤にいい流れに乗れれば、それをキープする力は十分にあります。
躍進のカギは序盤にあり。
明治大は他のチーム以上に1区、2区に注目していきたいところです。
とはいえ、前回1区2区を担った富田と小澤は卒業してしまいました。
新たな担い手が必要です。
今回は序盤区間を走る可能性の高そうな選手を紹介します。
○児玉真輝(4年)
1年次から1区から3区までの前半区間しか走ったことのない序盤区間の申し子です。特に全日本とは相性がよく、2年次から2区2位、2区4位と好成績を残しています。
箱根でも2区を熱望しており、今季は最有力候補となっています。
○杉彩文海(4年)
三大駅伝初出場となった前回の箱根で7区区間賞の大活躍。さらに10000m28分28秒とタイムも含めて一気にエース格へと羽ばたいている選手です。元々スピードを持ち味としていた選手のため、前半区間にも難なく対応できるでしょう。まだ底が見えないところも魅力的です。
○森下翔太(2年)
世羅高校時代には全国高校駅伝で1区区間賞を獲得した世代ナンバーワンクラスの選手です。大学でもその勝負強さは遺憾なく発揮されており、前回の箱根では3区で6人抜き。今季もガンガン自己ベストを更新しており、勢いは全大学中でもトップクラス。まだ2年生ですが、エース区間で真っ向勝負できそうな雰囲気を感じさせます。
今回挙げた選手たちは上手くまとめるタイプ、というよりは爆発力が高い印象があります。
今の時点で能力の高い彼らが序盤区間で果たして戦えるのか、それとも新たに序盤区間を担えるような新星が現れるのか。
明治大の「序盤」を巡る戦いに注目してみてください。
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