【中央大】箱根予選を”場違い”に

キーワードで新チーム紹介

こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は中央大を紹介します。

 

中央大の今季のキーワードは「場違い」です。(ちなみに昨季は「能動」でした。【中央大】吉居がもたらす能動力 | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net)

 

昨季は湯浅、吉居大和、中野の三本柱を中心にした勢いのあるチームで箱根駅伝でも優勝候補と目されていましたが、直前にエントリーメンバーの大半が体調不良に陥るアクシデントに見舞われ、まさかのシード落ちとなりました。

 

本来なら優勝する力もあるチームがアクシデントによりシード落ちになるケースは珍しいです。

 

そして、箱根予選は魔境です。トップ通過候補のチームでさえ、当日ひとつ噛み合わないだけで敗退してしまったことだって一度や二度ではありません。

 

そして、一度そこまで行ってしまうと復活の道がどんどん険しくなってしまいます。

 

逆に言うと、箱根予選にて圧倒的1位で通過することで、またすぐに上位戦線に戻れるチャンスが生まれます。

 

過去の例で言うと第86回大会と第95回大会の駒澤大が目安になるでしょうか。

 

第86回大会の駒澤大は前々年に箱根駅伝優勝を果たしたのですが、その翌年はエース格の深津を故障で欠いた影響で一気にプランが崩壊してしまい、序盤の出遅れを取り戻せずにシード落ち。

それでも箱根予選ではトップ10に宇賀地、高林、深津の3選手が入る圧巻の走りで悠々トップ通過。箱根本戦でも前年同様、序盤に出遅れながらも総合2位まで上げるV字回復を果たしました。

 

第95回大会の駒澤大は前年、工藤がレース中にぬけぬけ病の症状が出てしまうなどのアクシデントもあってまさかのシード落ち。

しかし、箱根予選では片西や伊勢、山下など10選手が30位以内に入るという、あまりにも圧倒的な走りで2位に7分の大差をつけて1位通過。

勢いそのままに箱根本戦でも4位に食い込み、今日に至る黄金時代の礎を作っています。

 

中央大に期待したいのは、当時の駒澤大のような“場違い”な戦いです。吉居や溜池、阿部などハーフに強く、何度も厳しい戦いを潜り抜けてきた選手たちが牽引すれば、決して不可能な話ではないと思います。

 

箱根予選を圧勝して、その後の駅伝シーズンに繋げていく。中央大の復活への軌跡に注目してみてくだしあ。

 

 

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