【青山学院大】2区経験者が3人もいる!?

キーワードで新チーム紹介

こんにちは。毎年恒例のシリーズ「キーワードで新チームを読む」新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。このキーワードを頭の片隅に置きながら一年間、各チームの戦いをご覧いただければさらに楽しく箱根駅伝を観られるようになる。そんなシリーズにしていきたいと思っています。紹介する大学の順番はランダムにしますが、まずはあいうえお順で一番早い青山学院大から紹介していきます。

 

青山学院大の今季のキーワードは「2区経験者」です。(ちなみに昨季は「絶対的エース」でした。)

 

昨季が始まった時点では絶対的エース不在が課題のチームと言っていたのですが、この1年間で随分と様変わりしました。

今の青山学院大は史上最厚の選手層に加えて、エースが乱立しているチームへと成長を遂げました。

何せ、箱根駅伝の花の2区を走ったことのある選手が3人もいるのです。しかも全員同学年。基本的に一度エース区間を走った選手はそのまま定着することが多い為、このケースはかなり珍しいです。

そして、この3選手が今、全員強いのです。この1年間で急激に整いました。

 

そんな青山学院大の3人の2区経験者を、昨年4月のブログコメントと合わせてご紹介します。

 

■岸本大紀(4年)

本来なら既に絶対的エースとして君臨していてもおかしくなかった選手です。1年次に箱根2区で7位から1位まで押し上げた走りは衝撃的でした。

しかし、昨季は長く股関節の故障に苦しみ、勝負レースは全休。その回復具合が気になるところです。

もし本来の状態に戻っているなら、絶対的エースの座は埋まったも同然です。

1年前の記事ではこのように紹介していましたが、この1年間で見事に復活を果たし、ほぼ本来の力を取り戻したと言っていいでしょう。

前回の箱根では直前の故障の影響もあって7区に回りましたが、格の違いを見せつけるように区間賞獲得。3年ぶりの2区復帰の可能性は十分にあります。

 

■中村唯翔(4年)

昨年はデビュー戦となった全日本3区で8人抜きの見事なゲームチェンジ。箱根でも花の2区を任されるなどブレイクを果たした選手です。しかし、その2区では区間14位で7つ順位を落とす悔しい結果になりました。エース区間の経験を経て、もう一段階レベルアップできるでしょうか。

全日本3区で見せたような爆発的な走りを何度も再現できるようになれば、これ以上頼りになるエースはいません。

1年前はこのように紹介していました。

昨季はリベンジを期した全日本2区で区間14位と失速。その結果もあり、箱根では2区ではなく9区に回ることに。それでも、9区で断トツの区間賞で区間記録も更新。こんなにスケールの大きな走りができるのであれば、もう一度花の2区で勝負するところを見たい。と思わせています。

 

■近藤幸太郎(4年)

昨年、全日本2区で学生駅伝初出場を果たした大型選手です。原監督から岸本以上の力があると期待されての起用でしたが、区間13位に沈む悔しいデビュー戦に。しかし、箱根では7区3位、学生ハーフでも学内トップを獲るなどその後は好走を連発しており、エンジンがかかってきた印象です。

あとはこの走りをエース区間で行うのみ。期待感を持って臨めるシーズンです。

1年前はこのように紹介していました。

そして、本当にその走りをエース区間で行い続けてくれました。出雲1区区間賞、全日本7区2位、そして箱根2区では留学生の追撃をかわして、田澤(駒澤大)に次ぐ2位まで浮上させました。適性的には2区よりも1区や3区などのスピード区間の方が向いている気もしますが、それでも今のエースは近藤、と思わせる説得力があります。

 

いかがでしょうか。花の2区を走れる選手(走ったことのある選手)が3人もいるのはとても強いです。絶対的エース不在からエース盛りだくさんのチームへ。この中で誰が最後の花の2区を任されることになるのか目が離せません。

青山学院大の連覇に向けて、どうやら死角は無さそうです。

 

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