こんにちは。箱根駅伝のオーダーを本気で考えるシリーズ!今回は前回大会6~10位のチーム(早稲田大、順天堂大、帝京大、國學院大、東京国際大)のオーダーを本気で考えました。
優勝争いにも加わってくる要注目チームたちです。
〇早稲田大
菖蒲②-中谷④-井川③-鈴木③-佐藤②
北村②-千明④-石塚①-太田④-山口④
今季は学生長距離界で初めて中谷、太田、井川と10000m27分台トリオが誕生。課題の選手層も解決されており、ハマれば優勝できるだけの戦力が揃ってきています。
優勝するためには、選手層の厚さを活かして、復路で優位を取っていく形が求められると思います。
故障から復帰してきたエース格の千明と太田、前回も好走している北村、山口。さらに単独走が得意でゲームチェンジができる石塚と並ぶ復路は全大学中でもトップクラスの攻撃力を誇ります。
それだけ復路に強い選手を回しても、往路が手薄にならないのが今季の早稲田大の期待感が高まっている要因。
2区は中谷。あの超ハイレベルのレースで能動的に仕掛けるなら中谷がいちばんだと思います。
さらに、菖蒲がスターターに成長したため、井川を3区に回せます。4区鈴木も調子を合わせてきており、ここで優位を取れるはずです。
山上りの5区だけ有力な候補が見当たらないのが不安要素となりますが、未知数なのは逆にブレイクの可能性も秘めているということです。
物事が変わるのは一瞬。
往路終了時に先頭に手が届く位置にいれば、総合優勝は十分に可能です。
○順天堂大
伊豫田③-野村③-三浦②-石井②-四釜③
服部①-平③-西澤③-牧瀬④-吉岡④
今季は三浦がオリンピックで入賞する快挙を成し遂げたことを象徴に、各選手が大きく成長。全日本でも3位に食い込んでおり、箱根でも優勝の可能性が出てきています。
優勝するための鍵になるのは四釜。
このチームのエースは野村ですが、切り札は四釜です。
彼はロードで抜群の強さを見せており、もし5区に起用できるなら山の神になる可能性だって十分にあります。
5区に繋ぐまでの4区間は前回と同じメンバーでいいでしょう。ただ、1区伊豫田、3区三浦と順番を入れ替えています。
三浦を1区に起用した場合、区間賞は獲得できると思いますが、2区野村にとっては走り出してすぐに留学生にバンバン追いかけられる展開よりは、集団の中で戦っていった方が力を発揮しやすいはずです。
それであれば、三浦の圧倒的なスパート力は3区まで取っておいた方がトータルでいい位置で繋げるのではないでしょうか。
復路も最後に牧瀬、吉岡と4年生を配置できるのが順天堂大らしいところ。
かなりの期待感を持って戦いに臨めそうです。
○帝京大
中村④-橋本④-遠藤④-小野②-細谷④
新井③-森田④-小林①-寺嶌④-西脇②
この駅伝戦国時代の中、4年連続でシード権を獲得している実力校です。今季は4年生に主力が集中しており、ひとつ勝負の年となっています。
特に、3区遠藤、5区細谷は区間賞候補筆頭と言ってもいいほどの実力者。彼らで大きくジャンプアップを図ることができます。彼らの突破力を活かして、往路でシード安全圏への突入を目指すのがいいのではないでしょうか。
2区橋本は後方からでも追い上げられる選手ですが、先頭集団で襷を受けられることができれば、その流れに乗ることができる選手なので、できれば上位で渡してあげたいところ。
そのために、1区は贅沢に中村を投入してしまってもいいでしょう。
空いた4区は期待を込めて次期エースの小野。この往路5人はかなり強いです。
復路も4年生の森田と寺嶌を軸に、今季力を伸ばしてきた選手たちを並べることができます。どんな年でも帝京大の復路は強いので、あまり心配しなくていいかと思います。
今回のシード争いは激戦が予想されますが、やっぱり帝京大も強いはず。地味に上位で戦っているのではないでしょうか。
○國學院大
藤木④-平林①-木付④-伊地知②-殿地④
島崎④-山本①-相澤④-中西大③-坂本③
今季はダブルエースの藤木と中西大が本調子でない中で出雲、全日本ともに4位。箱根ではさらに殿地、島崎と山区間に強みがあるため、優勝争いのダークホースとして注目されています。
2区4区の主要区間は思い切って平林、伊地知の若きエース候補たちに任せてしまっていいと思います。彼らが他校のエース達に対抗できたとき、一気に上位進出が見えてきます。
1区3区5区は経験豊富な最上級生たち。いずれも区間賞争いできるレベルなので、往路優勝もあり得ます。
復路は6区島崎、9区中西大と区間賞候補の選手を2人も置けるのが強いです。一度上がった順位はなかなか落とさないでしょう。
浦野や土方を擁して3位に食い込んだ2年前と比べても、互角かそれ以上に強力なラインナップで臨むことができます。
○東京国際大
山谷③-ヴィンセント③-丹所③-宗像③-倉掛①
林②-白井①-堀畑③-野澤④-三浦④
出雲では初優勝、全日本でも2度首位に立つなど、確実に学生駅伝界の中心へと近づいている東京国際大。ヴィンセント、丹所、山谷の三本柱は今大会最強の破壊力を誇っており、箱根でも先頭を走る時間が長くなりそうです。
過去2大会はヴィンセントが先頭に立つものの、すぐ次の区間で首位を明け渡してしまっていましたが、今回はヴィンセントの次の3区に丹所を置いて、さらに加速できる体制を作ります。
ここまでで後続に対して1~2分のリードを奪っていてもおかしくありません。
その分4区はとてもプレッシャーがかかることが予想されますが、そんな場面でも冷静に走れる宗像が上手く流してくれるはず。5区以降は他の優勝候補と比べると経験やパンチ力に劣るところはありますが、いい流れに乗れれば渡り合えるはず。
もしかしたら大逃げ優勝もあり得るかもしれません。
今回はここまでにします。
次回もお楽しみに!
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