こんにちは。箱根駅伝に出場したチームの戦略と結果について1校ずつ振り返るシリーズ。あの興奮をもう一度!
今回は東京国際大の箱根駅伝について振り返ります。
往路:6位
復路:12位
総合:10位
前回、大躍進を遂げて初めてのシード権を獲得した東京国際大。立役者となった強力世代が卒業し、戦力ダウンは避けられませんでしたが、それでも連続シードを獲得するべく戦いに挑みました。
〇戦略
エース格の山谷が故障で欠場する非常事態。前半区間を担える1枚が欠けたことにより、スーパーエースのヴィンセントを置いた2区で作った貯金を切り崩しながら戦う戦法に切り替えざるを得ませんでした。
守りの区間として重要になる3区には4年生の内田、4区は全日本で好走した成長株の宗像を起用。
5区以降は6区の芳賀を除いて叩き上げの4年生をずらりと並べる布陣に。
ただ、4年生の中にも駅伝で好走経験のある選手はいないため、往路の貯金をどこまで守り続けられるか、という戦いでした。
〇結果
1区丹所は14位ながら先頭から45秒差とまずまずのスタートを切ると、2区ヴィンセントがあっという間に13人抜きで首位奪取。結果的に区間記録も更新して2位と1分差をつける大爆走でした。
そしてここからが東京国際大の正念場。
3区内田は後ろから次々に強豪校が襲い掛かってくる難しい展開の中、自分のペースを刻み切って4位で耐えると、4区宗像も見事に順位をキープして5区に繋ぎます。
初めての山上りとなった5区荒井も細谷(帝京大)、西田(東海大)のスペシャリストに交わされるのみで往路は6位と上手く凌ぐことができました。
ただ、青山学院大、早稲田大、明治大など強豪校がシード圏外から攻め込んでくる復路。
6区芳賀が区間19位と苦戦していきなり暗雲が立ち込めます。
しかし、7区佐伯がなんと区間賞の快挙で再び貯金を作ります。
8区以降は少しずつ順位を落としながらも10位は割らずに凌いで凌いで…
最後は10区杉崎が明治大に26秒差まで迫られながらも何とか逃げ切り、2年連続のシード獲得を果たしました。
〇感想
東京国際大のシード権獲得が今大会一番のサプライズだったかもしれません。
ただでさえ主力がごっそり抜けて層が薄くなったチームなのに、そこからエース格も離脱。前評判は決して高くありませんでした。
それでも、叩き上げの選手たちが本当に粘り強く戦いました。
周りのレベルが高く、ペースを乱されやすい3区4区を上手く凌いだ内田と宗像、区間賞を獲得してゲームチェンジを成し遂げた佐伯、順位を落としながらも何とか耐えた8区熊谷9区加藤、プレッシャーのかかる10区でシード権を死守した杉崎。
みんな本当に頑張りました。
昨年の躍進は勢いがあってのものでしたが、今年はチームとして底力がついたことを感じさせるシード獲得でした。
〇今後に向けて
今回走った選手からは6人が卒業します。エース格の選手はいなかったとはいえ、この穴を埋めることは簡単ではありません。
ただ、今年はスカウトに大成功しており、来季はヴィンセント含む新3年生と強力ルーキーによる勢い豊かなチームへと変貌するでしょう。
先輩たちが作った粘り強い土台があるから大丈夫です。
東京国際大は着々と強豪校へのステップを上っています。
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