【國學院大】再びの3年生主将!

キーワードで新チーム紹介

こんにちは。新型コロナウィルスの影響で各大会が中止になっていく中ではありますが、ブログは元気にやっていければと思います。

さて、それでは新シリーズ。今年も新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していこうと思います。このキーワードを心に一年間、各チームの戦いをご覧いただければさらに楽しく箱根駅伝を観られるようになる。そんな記事を目指しています。第一回となる今回は國學院大を紹介します。

國學院大の今季のキーワードは「3年生主将」です。(ちなみに昨季は「華の2区」でした。)

今季、國學院大は3年生木付 琳が主将を務めています。基本的に4年生が主将を務める学生長距離界において、これは珍しいケースですが、國學院大は先代主将の土方も3年次から主将を務めていました。

ウルトラC的な使い方をされる3年生主将制ですが、前回導入時と今回では背景が少々異なります。今回はそれを比較しながら、理解を深めていこうと思います。

○前回(2018年度)の場合

3年生主将:土方 英和

その前年の箱根駅伝では襷が途切れて総合14位。6年連続でシード権を逃しており、チームとして停滞しつつある雰囲気でした。しかし、その中でも土方、浦野、青木の同学年トリオがそれぞれ往路で区間5位以上と揃って好走したことが何かきっかけとなりそうでした。

そこで前田監督はチームにブレークスルーを作るため、思い切った決断をします。

新チームでは彼ら3年生3本柱を中心に据えることを示すかのように、土方を3年生主将に据えました。

そしてこの決断が大当たり。春から彼らがチームを牽引し、全日本では6位に入って初シード獲得。箱根でも土方が2区7位、青木が3区6位、浦野が5区区間賞と大活躍で往路3位、総合でも7位と過去最高のシーズンを過ごしました。

さらに彼らが4年生を迎えた昨季はさらに進撃。久しぶりの出場となった出雲駅伝ではアンカー土方の快走で大逆転初優勝。全日本では上手くいかないながらも7位でシード権を確保。

そして箱根では土方が2区8位、青木が3区5位、浦野が5区3位と前年と同じ区間で再び好走。それ以上に素晴らしかったのはチームが総合3位と前年から4つも順位を上げたことです。いつしか3本柱以外の選手も順位を押し上げるチームへと進化していました。

総じて土方を3年生主将に任命する試みは大成功だったといえるでしょう。

○今年度(2020年度)の場合

3年生主将:木付 琳

土方の時と同様、3年生の木付を主将に任命しましたが、前回とは少し背景が異なります。当時は結果の出ていない段階からの突破口としての采配でしたが、今回は結果が出ている段階からのスタートです。

つまり、木付には超強力な3本柱が卒業した中、國學院大の強豪校としての立場を固める役割を期待されています。

前田監督は「2年後にまた大きなヤマを作りたい」とコメントしています。

結果が出ているチームを引き継ぐが故の難しさはあるでしょう。

木付自身、土方のような華々しい実績があるわけでもありません。

それでも、木付自身、丸亀ハーフで62分台の好タイムを出すなどさっそく頼もしい姿を見せてくれています。

大成功した前チームとはチーム状況が異なりますが、木付ならまた強いチームの基礎を作ってくれるはずです。

そんな木付と國學院大のチャレンジを応援していきましょう!

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