こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は大東文化大を紹介します。
大東文化大の今季のキーワードは「あと一歩」です。(ちなみに前回は「留学生」でした。【大東文化大】決死の新留学生加入! | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
今の学生駅伝界は本当に激戦時代を迎えているといっても過言ではありません。10年前には箱根駅伝に出場したこともなかった東京国際大や創価大が今や強豪校としての地位を確立している一方、上武大や城西大、拓殖大といった常連校が出場権を逃しています。
そんな激戦の波に飲み込まれそうなのが大東文化大。
ここ3大会連続で箱根駅伝出場を逃しています。その間、監督を交代したり、留学生が加入したりと決死の改革を進めていますが、一度箱根路から離れるとチーム力の低下を食い止めることが難しくなっているのが今の学生駅伝界。
それでも、昨季は全日本予選、箱根予選ともにあと少しで本戦復帰が叶いそうなところまで健闘しました。そんな大東文化大のあと一歩の戦いを振り返ります。
○全日本予選(総合12位)
10000mを2人×4組の計8人の合計タイムで争う全日本予選。大東文化大も長らく出場から遠ざかっていましたが、前回はキラリと輝く戦いぶりを見せました。
1組2組はそれぞれ組10位~20位台で堅実にまとめて、通過枠7チーム中6位に入ってきます。すると、3組目で3年生の木山が組4位の快進撃。20チーム中5位まで浮上します。
最終組でワンジルがアクシデント気味に失速した影響で逆転を許し、総合12位まで下がってしまいましたが、久しぶりに通過圏内で戦えた手応えは大きかったです。
○箱根予選(総合12位)
激選の箱根予選でも、大東文化大はいい戦いを見せました。序盤から積極的なレースを展開すると、10km通過は総合2位。他校の追い上げが始まった15km地点でも総合5位につけ、3年ぶりの本戦復帰は目前に迫りました。それでも、残り5kmで多くの選手が順位を落とし、惜しくも通過圏外に弾き飛ばされてしまいました。
それでも、主力として期待されていた久保田、倉田、ワンジルがそれぞれ個人119位、189位、231位と思うように伸び切らなかった中で、これだけ戦えたことに手応えがありました。
このように全日本予選、箱根予選ともにあと一歩の健闘を見せた大東文化大ですが、この時に出走したほとんどの選手が3年生以下だったことから戦力的にも上積みが望めます。
また、何より今季から仙台育英高校で指揮を執っていた真名子監督が新たに監督に就任しました。
全国高校駅伝を制した名将の采配に、上向いてきた戦力。この掛け算こそが大東文化大の「あと一歩」を踏み出させてくれるはずです。
みなさんも大東文化大の復活に向けた決死の戦いに注目してみてください。
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