こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」今シーズンの各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は山梨学院大を紹介します。
山梨学院大の今季のキーワードは「留学生2人体制」です。(ちなみに昨年は「ムルア」でした【山梨学院大】ムルア、4年目の爆発へ | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
今や箱根駅伝出場を目指すチームの大半が留学生を受け入れている時代。
その先駆けとなったのが山梨学院大です。
オツオリやマヤカ、モグスやニャイロなど歴代の留学生ランナーたちが他校の日本人エースたちと広げる激闘は箱根駅伝の風物詩のひとつとなっていました。
このように「山梨学院大の留学生」には他校では決して追いつけない歴史と伝統があり、どうしても注目してしまいます。
と、いうことは昨年の記事でも紹介したところですが、今年の山梨学院大はまた興味深い動きをしてきました。
それが、留学生2人体制の継続です。
主要大会に留学生は1名しか出場できなくなってから、留学生は基本的に1人、被っても4年生と1年生、というような体制を取っていた山梨学院大ですが、4年前より流れが変わりました。
それが、オニエゴ・ムルア体制です。
誤解を恐れずに言うと、オニエゴは最初、山梨学院大の歴史の中で最も弱い留学生でした。1年次からタイムは日本人選手にも勝てないほど。
先輩留学生のニャイロが卒業した2年次には、今までの慣習を超えてムルアがチームに加わりました。
1学年違いの留学生2人体制は異例の布陣でしたが、この采配が大当たり。
オニエゴがムルアと共に大きく成長し、上級生になってからは堂々とレギュラーを張るように。そしてムルアもオニエゴが卒業した昨季は鬼気迫る活躍を見せてくれました。
この成功事例もあったからでしょう。今季もムトゥク・キピエゴンの留学生2人体制で臨むことになりました。
ムトゥクは昨季からチームに加わった2年生。
昨季はムルアを抑えて箱根予選に出場するなど、いきなり競技力の高さを見せつけています。
彼1人でも十分にチームを引っ張っていけるほどの実力がありますが、さらに今季は後輩留学生のキピエゴンがチームに加わりました。
キピエゴンも4月の記録会でさっそく10000m27分51秒の好タイムをマーク。同じレースでムトゥクも27分50秒と先輩の意地を見せており、いきなり高いレベルで切磋琢磨しています。
駅伝シーズンに向けて、どちらがより存在感を発揮していくのか。彼らの熱い戦いから目が離せません。
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