100倍楽しく全日本大学駅伝を見る方法

全日本大学駅伝

こんにちは。今回からは三大駅伝の第二戦、全日本大学駅伝について触れていきたいと思います。

 

今回は第一弾として、全日本大学駅伝を100倍楽しむためのかんたんガイドを用意しました。全日本大学駅伝を観戦する際のお供としてこの記事をご利用ください。

 

 

〇基本データ

・名称

秩父宮賜杯 第54回全日本大学駅伝対校選手権大会(通称:全日本大学駅伝)

 

・日時

11月6日(日)8:05スタート

 

・コース

8区間106.8km(詳しくは後述)

 

・出場チーム

前回大会の上位8チーム(シード校)

各地区から選考された17チーム+オープン参加2チーム

 

関東からは15チームが参加しています。6月に無事に予選会が開催され、初出場の創価大を含む激しい戦いを勝ち抜いたチームが出場権を獲得しています。

 

全日本大学駅伝は出雲駅伝、箱根駅伝と並ぶ三大駅伝のひとつとして有名です。10kmを切る区間から20km弱の区間まで様々な特徴を備えた区間が設定されていることから、三大駅伝のなかで最もチームの総合力が問われる駅伝といってもいいかもしれません。

 

 

 

〇区間紹介

前半区間が短く、後半になるにつれて距離が長くなっていく、特徴的なコースとなっています。

先手必勝のセオリーどおり、流れを重視して前半区間に強い選手を置くのか、それとも逆転の可能性が高くなった後半区間に強い選手を置くのか、監督の采配にも注目です。

 

それでは、各区間の展望について解説します。

 

・1区(9.5km)

1区が最短区間です。この区間を最短区間と捉えて多少重要度を下げるのか、それでもなお重要区間として扱うのか采配が分かれるところです。例年、エース格の選手を起用するチームと成長著しい下級生を起用するチームに分かれますが、下級生の割合が高まってきています。

前回は駒澤大の佐藤条が吉居(中央大)を抑えて見事に区間賞を獲得しています。

 

・2区(11.1km)

2番目に短い区間ですが、やはり2区はどんな駅伝においても重要な区間であることに違いありません。箱根駅伝でいうと1区や3区を走るようなエース格の選手が起用されることが多いです。

前回は先頭集団が大集団となった中、抜け出した三浦(順天堂大)が10位から1位まで順位を上げて区間賞を獲得しています。

 

・3区(11.9km)

今のところ、前半のエース区間は3区となっています。前半に出遅れたとしても、まだこの区間のごぼう抜きで取り返せるため、流れを変えられる強力な選手が起用されることが多いです。

前回はヴィンセント(東京国際大)がこの区間に登場。断トツの区間賞で首位を奪取しました。

 

・4区(11.8km)

この区間あたりからいろんなタイプの選手たちが起用され始めます。前回は藤木(國學院大)や菖蒲(早稲田大)といったスターター型の選手から、石井(順天堂大)や小澤(明治大)といった中間区間で強さを見せる選手など幅広いタイプの選手が起用されました。

また、前回は区間賞を分け合った石田(東洋大)や高橋(青山学院大)から区間15位の名村(日体大)まで区間タイム差はわずか1分。ほとんど差のつかない区間となりました。

 

 

・5区(12.4km)

やや落ち着いた流れの中で走ることもあって、若手選手を起用しやすい区間となっており、前回も石塚(早稲田大)、梅崎(東洋大)、尾崎(明治大)といったルーキーがこの区間に起用されています。一方で戦略的にエース格の選手を起用することもあり、区間賞は佐藤(青山学院大)、区間2位は野村(順天堂大)とそれぞれチームの主力選手たちが格の違いを見せつけました。

 

・6区(12.8km)

この区間も繋ぎ区間ではありますが、前回でいう丹所(東京国際大)や鈴木(明治大)のように故障明けのエースが起用されることもよくあります。クライマックスの7区8区の流れを決める意味でも軽視できない区間となっています。ちなみに前回は安原(駒澤大)が9位から4位まで順位を上げて、シード争いから優勝争いまで一気に引き上げました。

 

・7区(17.6km)

8区ほど距離は無いものの、かなり重要な区間です。ほぼ全てのチームがエース級の選手を投入してきます。前回は田澤(駒澤大)、近藤(青山学院大)、松山(東洋大)といった大黒柱がこの区間で共演しました。展開としても田澤と近藤が1位2位まで抜け出して、多くのチームを優勝戦線から脱落させました。

もう取り返しがつかなくなるプレッシャーの中でのエース達のつばぜり合いに注目です。

 

・8区(19.7km)

最長にして最重要区間です。今まで何度も大逆転がこの区間で生まれています。前回は逃げる花尾(駒澤大)に飯田(青山学院大)が追いつく展開。こうなると追いついたチームの方が有利になることが多いですが、花尾が逆にロングスパートを炸裂させて優勝をつかみ取りました。

7区までにも何人ものエース格の選手を投入する必要がありますが、その中で8区まで強い選手を残せるチームこそが結果を残すチームです。

 

いかがでしょうか。本当に総合力のあるチームでなければ勝ち抜けないことがおわかりになるかと思います。

 

それでは最後に、今回関東から出場する15チームについて勝手にランク付けしてみました。あくまで主観ですのでご意見等あればぜひお寄せください。

 

A:ゴリゴリ優勝を狙うチーム

・駒澤大

・青山学院大

 

B:虎視眈々と優勝を狙うチーム

・中央大

・國學院大

・東京国際大

 

:シード権争いを優位に進めるチーム

・順天堂大

・東洋大

・明治大

・早稲田大

 

D:シード権争いに絡めるチーム

・創価大

・大東文化大

・東海大

 

E:経験を積みながら上位進出を狙うチーム

・神奈川大

・中央学院大

・日大

 

優勝を狙えるようなチームでさえシード争いに巻き込まれそうなほど、上位校の戦力が拮抗しています。優勝の可能性のあるチームも多く、本当にスリリングなレースが展開される気がします。なお、次回からは本気で考えた各チームのオーダーを紹介していきたいと思っております。一緒に楽しんでいきましょう!

 

 

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