こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は中央大を紹介します。
中央大の今季のキーワードは「山下り」です。(ちなみに昨季は「主将交代」でした。【中央大】主将交代の狙いとは!? | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
昨季は念願のシード復帰を果たした中央大。伝統校の復活は多くの駅伝ファンを熱狂させました。
ここ数年苦戦していた中央大ですが、どんな時期でも得意としている区間がひとつあります。
それが、山下りの6区です。
野村俊輔、山下隆盛、代田修平、谷本拓巳…
中央大は多くの山下りのスペシャリストを輩出してきました。
彼らは何度も中央大の山下りを担い、そして好走でチームを押し上げてきました。
復路のスタートで勢いづくことがどれだけいい影響を及ぼすことか。
中央大の山下りはもはやアイデンティティと言っても過言ではないのです。
そして、今年の中央大にも素晴らしい山下りのスペシャリストが控えています。
彼の名は若林陽大。
キャプテンも務めている選手です。
若林は1年次から3年連続で山下りの6区を走っています。
1年次はシードラインやや後ろの位置という難しいスタートになりながらも区間10位。
2年次は往路が全く上手く行かず、後方からのスタートからになったものの、流れを完全に変える区間5位。
3年次は初めて上位でスタートすることになりましたが、変わらず区間5位の好走。
このように、どのような展開になったとしても力を発揮できるのが山下りのスペシャリストの条件のひとつ。
若林はまさにスペシャリストと言うことができるでしょう。
今季の中央大は吉居という飛び道具を持つ一方で、他校のような大黒柱はいません。
もしかしたら前半区間で苦戦することがあるかもしれません。
それでも、往路で多少出遅れたとしても、復路のスタートで確実にいい流れを作ってくれる。
そんな選手がいるからこそ、往路の選手たちものびのびと走れるのではないでしょうか。
今季の中央大はそういう意味でも、土台の安定したチームなのです。
スピード豊かな若き選手たちの躍動と若林が作る土台。
その対比も楽しみながら、中央大の戦いを見てみてください。
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