こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は神奈川大を紹介します。
神奈川大の今季のキーワードは「稼ぎ屋」です。(ちなみに前回は「新時代」でした。【神奈川大】期待たっぷり新時代! | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
神奈川大は昨季、箱根駅伝で総合12位という成績を残しました。早稲田大や明治大といった強豪校を上回る順位に手応えも得たことでしょう。
10区間のうち9区間で区間13位以内、残る1区間も区間15位と決して誰も外すことなく繋ぎ切りました。これは素晴らしいことです。
でも、シードには届かなかった。
理由は明確で、大きく稼げる選手の不在です。
箱根駅伝では全員が上手くまとめた一方、最高でも区間7位と大きく流れを変える走りを見せた選手はいませんでした。
だからこそ、ずっとシードラインのやや後方からは離されないものの、シードラインを超えることは一度もできなかったのです。
したがって、神奈川大の次の課題は「稼げる」選手を育てることだと思っています。
私が期待している稼げそうな3選手を紹介します。
○山﨑諒介(4年)
私が考えている稼げそうな選手筆頭です。2年次までは主要大会へのエントリーがありませんでしたが、昨季は箱根予選で57位と結果を残すと、箱根でも5区7位と最も価値の高い走りを披露。
さらに今季は5000m13分台に突入するなど、どんどん力をつけています。
今季は山で大きく稼いでくれる存在になってくれるのではないか、そう期待しています。
○中原優人(2年)
高校時代から全国大会での経験が豊富な選手です。神奈川大では珍しく、入学時から5000m13分台を持つスピードランナーで、今季は関東インカレで1500m3位に入賞するなど、ブレイクの気配を漂わせています。
スピード区間でごぼう抜きするだけのパワーとポテンシャルを感じる選手です。
○宮本陽叶(1年)
洛南高校時代には全国高校駅伝4区区間賞という輝かしい実績を誇る期待のルーキーです。まず区間賞という突き抜けた結果を残したことがあるのが素晴らしいです。頂点を知っているということが必ずチームに好刺激を与えます。
選手が揃っている神奈川大において、1年目から負担の大きい区間を担わなければならない、というわけでもないでしょう。
繋ぎ区間であれば、前回の越(東海大)のような伸び伸びと爆発的な走りをすることもできそうな雰囲気です。
神奈川大にはまだまだブレイクしてもおかしくない選手がたくさんいます。
まずは多くの選手が堅く走れるようになった神奈川大。
エース区間でも手堅くまとめてくれる巻田の存在も大きいです。
そしてここから突き抜けて稼げるようになる選手が現れれば、必ずシード権に手が届きます。
そんな神奈川大を救う稼ぎ屋の登場を楽しみに待つシーズンとしたいです。
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