こんにちは。今回からは箱根予選を振り返っていきます!
今回は昨年に引き続き、新型コロナウィルスの影響でコースが立川駐屯地内の周回コースに。傾斜が少なく、よりトラックに近い形になったことで高速化が予想されていましたが、当日は風が強く、向かい風と追い風を交互に受ける難しいコンディションとなり、タイムは昨年ほど伸びませんでした。
そして常連校の敗退や駿河台大の初出場など、大波乱となった箱根予選。100倍ならではの視点で、印象的な走りを見せた選手を各校から1名ずつ紹介していきます。
1位:明治大
■加藤大誠(個人9位)
本番を見据えて、敢えて集団走を行わなかった明治大。それでも7人が日本人先頭集団に加わるという圧倒的な強さを見せたのですが、その中でチームトップを奪ったのが加藤でした。
加藤は1、2年次と続けて箱根では花の2区を任されていましたが、2年次は出遅れを取り戻せず、シード権を逃す一因となってしまいました。
それでも、今回はあとわずかで日本人トップに届くところまで押し上げ、3度目の花の2区を自ら掴み取るような好走でした。今度は耐える2区ではなく、勝負する2区にできそうです。
2位:中央大
■吉居大和(個人13位)
吉居は昨季、5000mでU20日本記録を更新するなど、衝撃的な活躍を連発していました。しかし、今季は昨年ほどのインパクトを残せない日々が続いていました。そんな中迎えた箱根予選。吉居は終始上位集団で戦い続けて個人13位。本当に100%の状態なら日本人トップは取れるでしょうが、まだそこまでではないのでしょう。それでも、十分に復活の兆しを見せた好レースでした。
3位:日体大
■盛本聖也(個人42位)
今回の日体大は9選手が集団走を形成する中、藤本、大畑のダブルエースと盛本が単独走で勝負しました。盛本はまだ大学駅伝での実績が無い選手だったのですが、それだけコンディションもよかったのでしょう。安定した位置で走り続けて藤本に次ぐチーム内2位でゴールしたのは大きな収穫。箱根でも主要区間を走る目途が立ちました。
4位:山梨学院大
■ポール オニエゴ(個人7位)
箱根予選は留学生の出場も多く、先頭集団はかなりのハイレベルなレースとなります。その中で、オニエゴが一時抜け出して単独首位を走りました。1年次には、実力で日本人選手に敗れてメンバー落ちしていたのに、同一人物とは思えないほどの成長っぷりです。
オニエゴの成長に導かれるように他の選手も強さを増してきました。最初から強かったわけでもないからこその貢献があります。
5位:神奈川大
■山﨑諒介(個人53位)
神奈川大は4年生と2年生に主力が固まる歪なチーム構成となっています。その中で3年生はここまで目立った実績を残せていませんでしたが、今回は山﨑が上手く刻んでチーム内3位に食い込んできました。ここから3年生が盛り上がってくれば、さらに総合力の高いチームになります。大きな一歩でした。
今回はここまでにします。みなさんの感想もお聞かせください!
続きはまた次回、お楽しみに!
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