こんにちは。今回は今週末に開催されるビッグレース、箱根予選を100倍楽しむための簡易ガイドを用意しました。今回もコロナ禍での開催ということで例年とは少し違う部分があります。そういったところも説明するので、観戦する際のお供としてご活用ください!
◯基本データ
・名称
第98回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(通称:箱根予選)
・日時
10月23日(土)9:35スタート
・コース
陸上自衛隊立川駐屯地
21.0975km(ハーフマラソン)
・出場チーム
箱根駅伝出場を目指す41大学・大学院(前回より5校減少しています)
・ルール
各チーム12人出走し、上位10名の合計タイムが早い順に10チームが本戦出場
箱根駅伝出場を目指しているチームにとってこの予選会はひとつの集大成ということができます。そんな熱い思いを持った約500人が一斉に駆け出す姿は圧巻です。
○.コースについて
いつもは立川駐屯地~立川市街地~昭和記念公園というコースでしたが、今回は無観客での開催とするため、前回に引き続き立川駐屯地1周約2.6kmの周回コースとなります。
アップダウンが無く、トラックに近いようなコース設計となるため、他のハーフマラソンと比べて好タイムが出やすくなっています。
前回は順天堂大が11選手も62分台をマークするというとんでもない高速レースを展開しました。今回も明治大や中央大のようなスピード型のチームが有利となりそうです。
○戦術について
基本的にはエース達がフリー走で出来るだけ稼ぎ、残りの選手をいくつかの集団走に分ける、という戦術で臨む大学が多いです。集団走は積極的に飛ばすチームと最初抑えて後半上げていくというチームに分かれますが、前回は高速レースとなったため、前半抑えたチームで通過圏内までペースアップが間に合ったのは法政大のみ。積極的に飛ばしたチームがほとんど最後まで生き残ることとなりました。
今回も前年の傾向を踏まえて、序盤から速いペースで推移するチームが増えるのか、それとも我慢して後半勝負に徹するのか。指揮官たちの戦略にも注目です。
◯個人タイムの目安
・~59分台
神の領域(学生最高記録は山梨学院大モグスの59分48秒)
ヴィンセント(国士館大)は59分51秒のとんでもない自己ベストを持っています。
・60分台
学生の枠を超えて戦えるレベル
なお、日本記録は小椋裕介(ヤクルト)の60分00秒
前回トップのラジニ(拓殖大)は60分13秒で走破しています。前回はキプリモ(日本薬科大)、ブヌカ(駿河台大)も同じく60分台をマークしています。
・61分台
箱根駅伝で区間賞取れるレベル
ここに入る選手はスーパーエースです。
今回出場する選手の中では、吉居(中央大)、砂岡(城西大)、鈴木(明治大)が61分台の自己ベストを持っています。
・62分台前半
主要区間で上位争いできるレベル
ここに入る選手はエースとして活躍してくれます。
持ちタイムでは栗原(中央学院大)や鎌田(法政大)がここに入ります。
・62分台後半
主要区間を任せられるレベル
ここに入る選手は駅伝でも安定していい働きを見せてくれます。
・63分台
レギュラーは堅いレベル
ここに入る選手が多いチームが層の厚いチームです。
・64分台
耐えたと言えるレベル
コンディションがいいレースのときは、できれば64分台前半までに10選手通過したいところです。
・65分台
苦しんだと言えるレベル
コンディションが悪いレースのときでも、10番手の選手は最低限ここで抑えたいです。
・66分台~
厳しいレベル
ここに複数選手がいるチームはエースが相当稼いでくれない限り通過が厳しくなります。
今回はここまで!
次回は予選会出場校の戦力分析を行います。
お楽しみに!
☆当アカウントでは、スポンサーを募集しています。
ブログの通知設定はここから!
ブログの更新通知登録
駅伝について自由に語れるスペースはこちら!(オープンチャット)
100倍楽しく箱根駅伝を見るところ
有料コミュニティへの参加もお待ちしております!
その他お問い合わせはこちらからお願いします。
↓↓
この記事を書いているのはこんな人です。
コメント