【創価大】躍進の翌年はめちゃくちゃ重要!

キーワードで新チーム紹介

こんにちは。各大学の注目点をキーワードと共に紹介するシリーズ。今回は創価大を紹介します。

 

創価大の今季のキーワードは「躍進の翌年」です。

 

創価大は3度目の出場となった前回の箱根駅伝で初めてシード権を獲得しました。何年も連続でシード権を獲得してきた中央学院大を最終区で鮮やかに抜き去っての快挙に箱根駅伝ファンも多いに盛り上がりました。

 

初出場から6年で初シード獲得はチャレンジングチームとしてはかなり早めに成果が出ています。まずはそれを素直に喜びたいです。

 

そして、ここからが大事です。

チャレンジングチームがシード権を獲得した翌年にどんな戦いを見せるか、によってその後のチームの立ち位置が大きく変わってきます。

 

そのわかりやすい例を2つ、紹介します。

 

〇青山学院大の例

青山学院大は2009年に33年ぶりに箱根駅伝出場を果たしました。その時は総合22位と最下位に沈みましたが、翌年には米澤、出岐らの活躍で41年ぶりのシード権獲得。

そして本当に大事だったのがその次の箱根駅伝でした。

寺田交差点事件で有名な最終10区でのシード権争い。4校中3校しか笑えないあの争いの中に青山学院大も含まれており、そして見事に勝ち抜きました。

そこでチームとして完全に勢いに乗りましたね。翌年から現在に至るまでシード権を獲得し続け、そして6年で5回優勝するモンスターチームとなりました。

 

〇神奈川大の例

神奈川大は長らくシード権から遠ざかっていましたが、2017年に鈴木健吾や山藤らを擁するチャレンジングチームとして12年ぶりにシード権を獲得しました。翌期には全日本大学駅伝で優勝を果たすなど、完全に軌道に乗ったかと思いきや、箱根駅伝ではまさかのブレーキもあって13位とシード落ち。そこから箱根は2大会連続で16位、全日本では出場を逃すなど、またチャレンジングチームへと戻ってしまいました。

 

対照的な2つの例を紹介しましたが、言いたいことを要約すると「躍進した次のシーズンがめちゃくちゃ大事である」ということです。

創価大は今季の戦いによって大きく未来が変わるといっても過言ではありません。常連校になるか、再びチャレンジングチームに戻るか、そんなチームの歴史を左右する重要なシーズンをみなさんもぜひ注目してみてください。

 

 

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