箱根駅伝2020振り返り~東洋大~

東洋大

こんにちは。箱根駅伝に出場したチームの戦略と結果について1校ずつ振り返るシリーズ。今回は東洋大の箱根駅伝について振り返ります。

往路:11位

復路:7

総合:10

最強のエース相澤が牽引する東洋大。出雲、全日本ともに首位争いに加わって存在感を示しました。そして定方が4年目になってエース級の力をつけ、2本目の柱に。得意の箱根で王座奪還を図りました。

〇戦略

最強のエース相澤は正々堂々と2区へ。往路の他の区間は1区西山、3区吉川、4区渡邉と実力はありながら故障で苦しんできた選手を配置、5区も2年連続で走った田中ではなく、今季力を伸ばしてきた宮下を起用と、かなりギャンブル的なオーダーを組んできました。

復路は6区今西9区大澤とキーになる区間に信頼できる上級生を置きましたが、その他の区間は経験の少ない下級生を配置。定方がコンディション不良で起用できなくなった分、不安は残りましたが、全チーム中トップクラスの往路の爆発力に賭ける戦略で臨みました。

〇結果

2年連続で区間賞を獲得していた1区西山がハイペースに耐え切れずに14位で発進するというまさかの展開。

でも相澤があのモグスの記録を超える歴史的な快走で7位まで浮上。優勝戦線にチームを押し上げます。

しかし、3区吉川が区間13位、4区渡邉は区間20位とまさかの失速続き。もはやシード争いすら厳しいところまで落としてしまいます。

それでも、5区宮下の区間賞の激走で11位まで取り戻して往路を終えます。

復路は6区今西が4人抜きで7位まで浮上、7区以降も安定した走りでキープします。しかし、一年生に10区は厳しすぎたのでしょう。及川が10位まで順位を落とします。それでもなんとかシード権を確保できる10位で耐え、戦いを終えることになりました。

〇感想

11年連続で3位以内に入っていたチームにとって、10位という結果は悔しくてたまらないでしょう。でも、私は今回の東洋大の戦いは歴代でもトップクラスに心に残りました。

本気で優勝を目指したからこその特攻型オーダー、チームが苦境に立たされながらも区間新の激走で取り返してくれた相澤、宮下、今西。苦しみながらも、シード落ちの恐怖と戦いながらも最後踏ん張ってくれた及川。

できる限りの力を尽くしての10位に何の不満があるというのでしょう。

勇敢な戦いぶりからは、再び東洋大が優勝戦線に戻ってくる光景を想像させました。

〇今後に向けて

大エースの相澤をはじめ、今西、定方、渡邉と信頼できる選手たちが一気に卒業してしまいます。戦力ダウンは否めません。

ですが、今回悔しい思いをした西山や吉川が黙ってないでしょう。このまま終わるわけにはいきません。

そして、ルーキーでは実力№1ともいえる松山(学法石川)が入学してきます。なんだかんだ言って、来季も東洋大は強いのでしょう。巻き返しが楽しみです。

オンラインサロン(100倍楽しく箱根駅伝を見る集団)

への参加や

オープンチャット(100倍楽しく箱根駅伝を見るところ)

への参加もお待ちしておりますので気になる方はラインにてメッセージください!

各種お問い合わせもこちらから!

↓↓

友だち追加

お待ちしております!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました