こんにちは。箱根駅伝に出場したチームの戦略と結果について1校ずつ振り返るシリーズ。あの興奮をもう一度!
今回は青山学院大の箱根駅伝について振り返ります。
往路:12位
復路:1位
総合:4位
昨年の箱根駅伝を制し、全日本でも敗れこそしたものの8区途中まで首位を走るなどやはり強いところを見ていた青山学院大。
2年生世代を中心に伸び盛りの選手が多く、乱戦の箱根駅伝でも優勝候補筆頭として連覇に挑戦しました。
〇戦略
昨年2区で1年生歴代最高のタイムを叩き出した岸本が故障で欠場したため、代役の2区は全日本で好走した中村唯を起用。
とはいえ経験の少なさから不安も拭えなかったので、1区と3区を4年生エースの吉田と神林で挟むオーダーを考えていました。
しかし、その神林が年末に疲労骨折が発覚し、無念の欠場。3区も合わせて凌ぐオーダーとならざるを得ませんでした。
しかし、4区にはスーパールーキーの佐藤を配置、5区も前回区間2位の飯田以上に練習ができていた竹石を起用した他、復路もその飯田や岩見など実力者揃いと、序盤さえ上手く切り抜けられれば総合力で優勝を目指せる布陣となりました。
〇結果
1区吉田が昨年同様6位ながら先頭と僅差でスタートし、2区中村唯が13位まで順位を落とすものの2位とはまだ1分少々と、ここまではある程度想定内の展開でした。
しかし、3区湯原も区間14位と伸び切らず、4区佐藤が単独走ながら区間4位の好走を見せたものの、ここまで先頭と3分41秒差のついた10位と想定外の位置で山に突入することに。
さらに期待を持って送り出された5区竹石も上り始めてからはペースを上げられず、途中で脚が痙攣して立ち止まってしまう場面も。なんとかゴールにはたどり着きましたが、往路は12位。先頭とは7分35秒の大差がついていました。
総合優勝は現実的に考えて不可能と思われましたが(原監督も切り替えてシード確保を目指すとコメントしていました)、復路の選手は諦めていませんでした。
6区高橋から10区中倉まで全員が区間4位以内の好走で順位は上がる一方。最後は東洋大の粘りに屈して表彰台は掴み損ねましたが、駒澤大を抑えて復路優勝を果たし、総合順位も4位まで上げて激戦の箱根路を締めくくりました。
〇感想
主将として走りでもそれ以外の面でもチームを牽引してきた神林が故障で欠場。往路はこの誤算から立て直すことができずに終わってしまったという印象です。逆に言うと、それだけ神林の存在感が大きかったということです。素晴らしいキャプテンでした。
そして、失意の中切り替えて復路優勝を成し遂げたところに青山学院大の本当の強さを感じました。
こうしてひとつでもタイトルを獲ることが、来季以降の逆襲に必ず繋がっていくはずです。
〇今後に向けて
キャプテンの神林やエース区間で奮闘してきた吉田、上級生になってから安定した走りでチームを支えた岩見、山上りの竹石が卒業を迎えますが、エースの岸本の復帰、1、2年生の本格化、5000m13分台の選手が4人も入ってくる大成功スカウトなど、上がり目はたっぷりあります。
山上りの5区も今度は主将に就任した飯田が走るでしょう。
なんだかんだ言って、また優勝候補の中心として迎えるシーズンになるでしょう。
「挑戦者になった青山学院大は強い」
来季も目が離せません。
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~管理人はこんな人~
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