【日体大】アフター藤本の新しい風

キーワードで新チーム紹介

こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」今シーズンの各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は日体大を紹介します。

 

日体大の今季のキーワードは「アフター藤本」です。(ちなみに前回は「セカンドエース」でした。【日体大】優秀なセカンドエースを探して | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net)

 

日体大は今季、大きな転換点を迎えます。なぜかと言うと、大黒柱としてチームを牽引してきた藤本が卒業したからです。

藤本の前にも池田という大エースがいたため、ここ数年の日体大は圧倒的なエース+金太郎飴とも称される選手層というチーム構成で戦ってきました。

 

でも、今季は頼れる大黒柱が不在の状況で始まっています。

 

これでは日体大でもさすがに厳しいか、と展望されていましたが、さすが伝統校。新しい芽が着実に育っています。

 

まずは次期エース候補の山崎(2年)。

前回の箱根では1年生ながら1区を任されると9位の好走。10000mでは28分23秒と他校のエースにも引けを取らないタイムをマークし、強豪選手の間に割って入れるだけのポテンシャルを見せています。気持ちの強い走りが持ち味で、エース区間を任せたくなる選手です。

 

続いて、主将の漆畑(4年)。

下級生時代は苦戦することもありましたが、前回の箱根では日体大の鬼門とも言われていた3区で1つ順位を上げる好走。5000mに出場した関東インカレでも積極的にレースを進めるなど、頼りになる選手へと成長しています。

 

エース格は山崎と漆畑の2人ですが、関東インカレでは新戦力の浦上、山口がハーフマラソンで入賞を果たしているのも嬉しいニュースです。関東インカレで結果を残せる選手は必ずといっていいほど駅伝シーズンでも活躍してくれます。

 

藤本の穴をひとりで埋めるのは難しいですが、みんなの力を合わせれば不可能ではありません。

 

今、日体大には確実に新しい風が吹いています。

まずは全日本予選から、日体大の新時代の戦いに注目してみてください。

 

 

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