全日本大学駅伝2025|区間エントリー予想・優勝候補・順位予想まとめ【出場校・日程・放送情報】

全日本大学駅伝

こんにちは。大学駅伝シーズンはいよいよ中盤戦へ。
 10月13日に開催された「出雲駅伝2025」では、國學院大學が連覇を達成。
 そして次なる舞台は、大学日本一を決める「全日本大学駅伝2025」です。

本記事では、出雲駅伝の結果を踏まえた最新勢力図を中心に、出場校一覧・日程・コース・放送情報、そして区間エントリー予想と優勝候補、展開予想をお届けします。

出雲駅伝2025を終えて――全日本へつながる勢力図

10月13日に行われた第37回出雲駅伝では、國學院大學が2時間09分12秒で優勝を果たしました。
序盤から安定した走りを見せ、4区・辻原輝の区間賞で流れを掴むと、そのまま逃げ切り。

 2位には早稲田大学、3位には創価大学が入りました。

1位 國學院大學 2時間09分12秒
2位 早稲田大学 2時間09分50秒
3位 創価大学 2時間10分05秒
4位 アイビーリーグ選抜 2時間10分12秒
5位 駒澤大学 2時間10分27秒

國學院大は野中恒亨・上原琉翔・辻原輝ら上級生がチームを引っ張り、粘り強い駅伝を展開。
早稲田大は山口智規のごぼう抜きで流れを作り、創価大は経験豊富な選手たちで確実に順位を上げました。
戦前の評価が高かった駒澤大と青山学院大、中央大は序盤の出遅れが響き、全日本での巻き返しを誓う形に。

この結果、全日本では「國學院大の本命化、早稲田大・創価大の台頭、駒澤大・青山学院大・中央大の巻き返し」という構図が見えてきます。

全日本大学駅伝と出雲・箱根の関係性【違いと位置づけ】

全日本大学駅伝は、出雲・箱根と並ぶ大学三大駅伝のひとつ。
 10月の出雲が「スピード駅伝」、1月の箱根が「長距離総合戦」だとすれば、全日本は“全国決戦”の中距離型レースです。

・出雲駅伝 … 全6区間・45.1km。仕上がりの早さ・スピード勝負。
 ・全日本大学駅伝 … 全8区間・106.8km。中距離型で総合力を問う。
 ・箱根駅伝 … 全10区間・約217km。山上り・下りを含む長距離の総決戦。

全日本は、全国8地区の代表校+学連選抜が出場する“真の全国大会”。
前年シード校に加え、地区予選突破校が名を連ねます。
なお、全日本の結果は箱根駅伝の出場選考には影響しませんが、出雲〜全日本〜箱根の流れで勢力図を決定づける中間指標として、各校が重視する大会です。

全日本大学駅伝2025 出場校一覧【確定情報】

全日本大学駅伝2025には、全国8地区+選抜を含む全27チームが出場します。

<シード校>

國學院大學   11大会連続13回目

駒澤大学    30大会連続32回目

青山学院大学  13大会連続15回目

創価大学     4大会連続4回目

早稲田大学   19大会連続31回目

城西大学     3大会連続12回目

立教大学    2大会連続2回目

帝京大学    3大会連続17回目

<北海道>

札幌学院大学 8年連続32回目

<東北>

東北学院大学   2年ぶり18回目

<関東>

中央大学   5大会連続32回目

大東文化大学 4大会連続46回目

順天堂大学  2大会ぶり29回目

日本大学   3大会ぶり43回目

東海大学   12大会連続38回目

中央学院大学 3大会ぶり17回目

日本体育大学 2大会連続45回目

<北信越>

信州大学   4大会ぶり16回目

<東海>

名古屋大学   2大会ぶり17回目

岐阜協立大学  4大会ぶり5回目

<関西>

関西大学   3大会連続15回目

大阪経済大学 5大会連続27回目

関西学院大学 2大会ぶり14回目

<中国四国>

広島経済大学 5大会ぶり24回目

<九州>

志學館大学  初出場

<オープン参加>

日本学連選抜

東海学連選抜全国から強豪と新鋭が集い、「大学駅伝日本一決定戦」にふさわしい顔ぶれとなっています。

全日本大学駅伝2025 日程・コース・放送情報【確定情報】

・開催日:2025年11月2日(日)
 ・スタート時間:午前8時10分(予定)
 ・放送:テレビ朝日系列で全国生中継(7:45〜13:40)
 ・スタート:熱田神宮西門前(名古屋市)
 ・ゴール:伊勢神宮内宮宇治橋前(三重県伊勢市)
 ・総距離:106.8km(全8区間)

区間距離:
 1区 9.5km/2区 11.1km/3区 11.9km/4区 11.8km/5区 12.4km/6区 12.8km/7区 17.6km/8区 19.7km
 1区〜3区で流れを作り、7〜8区のエース区間で勝負が動くのが定番パターンです。

全日本大学駅伝2025 優勝候補校【戦力分析】

國學院大學

出雲王者として臨む今大会。野中恒亨・上原琉翔・青木瑠郁・辻原輝ら実績者が揃い、勢いと安定感を兼ね備える。 中盤の粘りとチームバランスは抜群で、連覇候補筆頭。 勝つための条件は「序盤で先頭集団を維持し、6〜7区で抜け出す」。

駒澤大学

出雲では5位に沈んだが、そのポテンシャルは健在。佐藤圭汰が戻る全日本では本領発揮が期待される。
 条件は「前半でリードを作り、7区で負けないこと」。

創価大学

出雲3位の勢いを持つ。野沢悠真・小池莉希ら安定感のある上級生が揃い、 チーム全体で着実に順位を積み上げる堅実なスタイル。

青山学院大学

出雲では序盤の出遅れが響いたが、有望な下級生が多い。彼らの中からブレイクする選手が現れれば上位進出も。

中央大学

出雲では青山学院大と同じく序盤の出遅れに泣いたが、ハマったときの爆発力はトップクラス。波状攻撃のスタイルで巻き返しを狙う。

全日本大学駅伝2025 区間エントリー予想【主要校オーダー】

全日本大学駅伝2025では、各大学がどのような布陣で臨むのか注目が集まります。

現時点の情報・近年の傾向から、主要校の想定オーダーを予想しました。

國學院大學

鼻野木②-野中③-青木④-高石①-尾熊②-高山④-辻原③-上原④

駒澤大学

島子③-佐藤④-谷中②-伊藤④-帰山④-安原③-桑田②-山川④

青山学院大学

椙山①-小河原②-荒巻④-塩出④-神邑①-安島②-黒田④-飯田②

創価大学   

黒木④-小池③-織橋③-山口②-石丸④-西山②-ムチーニ③-野沢④

早稲田大学   

吉倉②-山口智④-鈴木①-堀野①-間瀬田④-瀬間②-宮岡④-工藤③

城西大学

大場②-柴田③-キムタイ④-小林②-鈴木④-桜井④-斎藤④-中島③

立教大学 

吉屋④-國安④-原田③-山下②-鈴木②-馬場④-野口③-小倉④

帝京大学    

藤本④-楠岡③-島田④-廣田③-原③-谷口③-浅川③-小林②

中央大学   

佐藤蓮③-岡田②-柴田③-三宅①-吉居④-本間③-溜池④-佐藤大②

大東文化大学

菅崎①-大濱②-入濱④-庄司③-松浦②-上田①-棟方③-中澤②

順天堂大学 

山崎④-井上①-吉岡③-玉目②-山本②-小林③-石岡④-川原②

日本大学   

富田④-天野③-キップケメイ③-山口彰③-山口聡③-鈴木④-大仲④-中澤④

東海大学  

矢口③-兵藤④-永本③-南坂③-水野②-鈴木④-花岡④-竹割④

中央学院大学

米田②-近田④-市川③-小松④-前原③-三代田②-長部②-坂本④

日本体育大学

夏見①-平島④-山崎④-佐藤大②-荻野②-吉田③-田島④-二村④

全日本大学駅伝2025 順位予想

 1位:駒澤大学
 2位:國學院大學
 3位:中央大学
 4位:青山学院大学
 5位:早稲田大学
 6位:創価大学
 7位:順天堂大学
 8位:帝京大学
 9位:東海大学
 10位:東海大学

全日本大学駅伝2025 注目選手

・野中恒亨(國學院大) … 出雲3区で区間2位。留学生にも負けないスピードが武器。
・辻原輝(國學院大) … 出雲4区区間賞。勢いそのままに伊勢路でも勝負区間候補。
・佐藤圭汰(駒澤大) … 出雲は欠場したものの、本調子なら必ず序盤区間でリードを奪える存在。
・山口智規(早稲田大) … スピードランナーとして絶好調。全日本でも鍵を握る。
・黒田朝日(青学大) … 巻き返しの立役者として注目。

全日本大学駅伝2025 勝敗を左右するポイント【考察】

・1〜3区 … スタートダッシュの位置取り。序盤で主導権を握れるか。
・7区 … エース区間。チームの総合力が最も問われる区間。
・8区 … 最後の19.7km。逆転劇が生まれやすい区間。

“中距離の総合戦”を制するには、個人の力よりもチーム全体の安定感と配置戦略がカギを握ります。

まとめと展望

出雲駅伝を制した國學院が連勝を果たすのか、それとも駒澤・中央・青学が意地を見せるのか。
全日本大学駅伝2025は、まさに“勢力図の決定戦”。

大学駅伝日本一の称号を懸け、各校が挑む伊勢路決戦。
 11月2日、熱田から伊勢へ、今季の主役が決まります。

今回はここまでにします。次回もお楽しみに!

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