こんにちは。今回の記事は箱根駅伝をより楽しく、わかりやすく観ることができるように基本情報や区間の特徴、見どころを紹介する「そんなに細かすぎない箱根駅伝ガイド」です。
箱根駅伝通の方にとっては常識となっている情報しか書かないのでやや物足りないかもしれませんが、初心に立ち返る意味も込めて読んでいただけると嬉しいです。
なんとなくお正月はテレビで箱根駅伝観るよって方!あなたがもっと楽しく箱根駅伝を観ることができたら嬉しいなと思ってこの記事を書いています。軽く読めるように工夫しましたので、ぜひ読んでみてください!
まずは基本データから!
〇基本データ
名称:第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(通称箱根駅伝)
日程:2024年1月2日~3日(両日とも8:00スタート)
コース:全10区間 総距離217.1km
往路(107.5km)東京 大手町→箱根 芦ノ湖
復路(109.6km)箱根 芦ノ湖→東京 大手町
参加チーム:全23チーム
シード校(前回大会10位以内)10校+予選会上位13校
〇出走メンバー確定までの流れ
■12/11 チームエントリー発表
部員の中から16名をエントリーします。ここに入れなかった選手は何があっても箱根駅伝を走ることができません。
■12/29 区間エントリー発表
16名のエントリーメンバーから1区~10区の走るメンバーを発表します。オーダー予想をしているファンにとっては答え合わせができる非常に楽しいイベントです。ただし、このとき補欠になっている選手から6人まで当日変更で走ることが可能です。
■1/2、1/3(7:30頃) 当日変更発表
レース当日になって当日変更の発表があります。この発表をもって出走するメンバーが確定します。
〇箱根駅伝の見どころ
①優勝争い
世の中のどんなレースにおいても真っ先に注目されるのは優勝争いです。箱根駅伝で優勝すると、走った10人と主務は翌朝のテレビ番組に出演できます。さらに、それから1年間は王者として他校からもマークされる存在になります。このチームが優勝したらこの選手も明日テレビに出演するのかな~と思いながら見てみると、ちょっと箱根駅伝の見方が変わるかもしれません。
今回は2年連続3冠を目指す駒澤大が優勝候補筆頭、青山学院大や中央大、國學院大などが追いかけるレースになると予想されています。
②シード権争い
優勝争いと同じくらい熱いのがシード権争いです。シード権とは10位以内に入ったチームにのみ与えられる次回大会の出場権です。
シード権を逃すと次回は過酷な予選会を勝ち上がらないと出場権を得られません。前回東京国際大はシード争いで惜しくも届かず、11位になって予選会に回りました。するとその予選会ではまさかの失速で敗退の憂き目に。
それだけ10位と11位の間には大きな差があります。
シード権のボーダー争いをしている選手たちは本当に必死です。その気持ちの籠もった走りにも注目してみてください。
③繰り上げを巡る攻防
箱根駅伝のすごいところは上位チーム(優勝争い)、中位チーム(シード権争い)だけでなく下位チームにも焦点を当てたドラマを用意していることです。
箱根駅伝では各中継所において先頭から通過してから一定時間が経過すると(基本的には20分)繰り上げスタートといって、前のランナーが到着していなくても強制的に次のランナーは白い襷をかけてスタートしないといけないルールがあります。
出場チームにとって、ゴールまで自チームの襷を繋げないことは屈辱です。
繰り上げを回避するために1秒でも速く走ろうと、もがく選手たちの姿にも注目してみてください。
④選手のドラマを知る
箱根駅伝では総勢230名の選手が走ります。その中にはスーパールーキーとして期待されている選手、故障からの復活を期す選手、過去の失速を糧に強くなった選手など、それぞれの選手にドラマがあります。そういった背景を知るとより選手のことを応援したくなる気持ちが強くなります。私はそんな選手のドラマをブログやTwitterで紹介しています。よかったら過去の記事やツイートを見てみてください。
⑤エントリーメンバーの予想
これはやや上級者向けの楽しみ方になります。箱根駅伝に詳しくなってくると、先ほど解説した10区間の出走メンバーを予想することがとても楽しくなります。箱根駅伝には12/11に16人のエントリーが出てからの10区間を走る選手の予想と、12/29に区間エントリーが出てから当日変更で誰がどの区間に入るのかの予想と二段階の楽しみ方が用意されています。
私も12/10に16人のエントリーが発表され次第、各チームのオーダー予想をしたいと考えています。
次回からは各区間の特徴や見どころを紹介していきます。
お楽しみに!
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