こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」新チームとなった各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は帝京大を紹介します。
帝京大の今季のキーワードは「育成サイクル」です。(ちなみに前回は「作り直し」でした。【帝京大】作り直しだからこそ楽しいシーズン | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
帝京大は2年前に往路準優勝を果たした遠藤や細谷など強力世代の卒業後、作り直しのシーズンを過ごしてきました。
昨季が始まった段階で箱根駅伝経験者は小野、西脇、北野、福島のみ。主要区間を走ったことがあるのは小野だけ、ということで流石に厳しく。
昨季は全日本には出場できず、箱根も序盤から出遅れると最後までシード争いに絡むことはできませんでした。
でも、この一年間で経験を積んだ選手たちがさっそく花開き始めています。
箱根で8区6位と快走した山中、ハーフ62分3秒とものすごいタイムを叩き出した福田、1年次から渋い走りを続けている柴戸など、1年前には戦力的に考えられていなかった選手たちが次々と頭角を現してきました。
彼らが牽引役となって、今季の全日本予選は6位通過。他校の戦力も充実している中、こんなに早く結果が出始めたのは少し意外でした。
普通は強力世代卒業後の立て直しには早くても2~3年かかる印象ですが、帝京大の育成サイクルは思った以上に早く回るようになっているのかもしれません。
小野、西脇、小林、山中、福田、柴戸など、主要区間を走れる力のある選手がこれだけいれば、駅伝シーズンも上位で戦えるでしょう。
新戦力が伸びてきている中で迎えるシーズンはとても楽しみです。
実績はまだまだ少ないため、順位予想などで良い評価になることは難しいかもしれませんが、帝京大には確かな地力があります。
気づいたらシード付近にいて、粘り強く戦う姿を見られるシーズンとなりそうです。みなさんもぜひ注目してみてください。
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