こんにちは。シリーズ「キーワードで新チームを読む」今シーズンの各大学の注目点をキーワードと共に紹介していきます。今回は東京国際大を紹介します。
東京国際大の今季のキーワードは「留学生」です。(ちなみに前回は「三本柱」でした。【東京国際大】最強の三本柱を持つからこそ | 100倍楽しく箱根駅伝を見る方法 (100hakone.net))
最強の留学生と名高いヴィンセント、マラソンに活躍の場を広げたムセンビが卒業して迎えた今季。東京国際大には新しい留学生が加わりました。
リチャード・エティーリとアモス・ベットの2選手です。
そして、この2人が速すぎるとさっそく話題になっています。
特にエティーリは入学してから1か月で5000m13分0秒、10000m27分6秒と学生記録をあっさり更新。
しかも歴代記録を大幅に上回っており、いきなり世界クラスの走りを披露しています。
さらにベットも昨年ケニア選手権で1500m準決勝まで進出したという凄まじいスピードを誇っています。
こんなに凄い選手が2人同時に1年生として入部してくるインパクトは計り知れません。
他校にとっては彼らから逃げ切らないといけないという、とてつもないプレッシャーがかかります。
そして、彼らの入学によって明確になったことは、東京国際大がこれからもシンボルとなる強力な留学生と共に強化を進めていくというアイデンティティを確立していくことです。
東京国際大は近年、伊藤達彦や丹所健など、留学生と切磋琢磨することで骨太な日本人エースが育ってきました。
留学生だけが速くてもチームは強くなれません。でも、留学生に食らいつく日本人エースが並び立つと、そのチームは強くなれます。
その証拠に東京国際大はシード権常連校となり、出雲駅伝も優勝しています。
偉大なるヴィンセント・ムセンビ体制が終焉した今季、エティーリ・ベット体制でも同じく強いチームを作るためには新たな日本人エースが必要です。
白井や村松、佐藤といった実績のある選手がもう一歩上のレベルに上がるのか、それとも若手選手から突き抜ける選手が現れるのか。
チーム強化が進んだ暁には再び三大駅伝で優勝候補に挙げられるでしょう。
ヤバい留学生と共に成長する東京国際大の戦いに注目してみてください。
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