こんにちは。箱根駅伝に出場したチームの戦略と実際の結果について1校ずつ振り返っていくシリーズ。今回は東海大の箱根駅伝について振り返ります。
往路:5位
復路:10位
総合:5位
強力三本柱が遂に最終学年を迎えた東海大。全日本では石原、長田といったニューヒーローも現れて最後まで優勝争いを展開するなど強いところを見せており、今大会も4強の一角として2年ぶりの総合優勝を懸けて箱根路に臨みました。
〇戦略
本来は三本柱を2区名取、4区塩澤、5区西田の順で使いたかったのですが、1区を予定していた市村が故障で欠場。塩澤を1区に回して、4区にはルーキーの佐伯を起用しました。
この4区こそ若干不安がありましたが、3区石原を含めた他の4区間は全大学の中で最強の破壊力を持っていました。
まずは先手必勝で往路優勝を目指し、その流れで総合優勝を狙っていく。そんな戦略で挑みました。
〇結果
1区塩澤が周りに使われること覚悟で超スローペースのレースを動かしながらの2位と好発進を切ると、2区名取も力を出し切って留学生に次ぐ位置につけ、3区石原が区間賞の快走で首位奪取。ここまでは理想通りの展開で進みます。
しかし、4区佐伯が区間19位と大苦戦して6位まで後退すると、5区西田も直前の故障から思うようにペースアップできず。往路は5位で終えることとなりました。
復路は初登場の選手がズラリと並んだため、若干不安視されるところもありましたが、よく粘りました。
6区川上が2人抜きの好走で流れを作ると、7区以降も息を吹き返した東洋大と後ろから猛追してきた青山学院大にこそ交わされたものの、大崩れせずにまとめきって、総合5位で箱根路を締めくくりました。
〇感想
チームとして、持てる力は出し尽くした印象です。
塩澤は難しい1区を上手く乗りこなしたし、名取も念願の2区で真っ向勝負ができました。石原も1分以上の差を逆転するなど、ゲームチェンジャーに相応しい爆走を見せました。
でも、4区は1年生には少し難易度が高かったです。
市村か前回の箱根で7区3位の好走を見せた松崎が万全の状態で1区に起用でき、塩澤を4区に回せていたらまた展開は変わっていたかもしれません。
それでも復路の選手たちが単独走の時間が長い中でしっかり順位をキープしたことはいいニュースです。
この経験が来季以降の戦いに必ず活きてくるはずです。
〇今後に向けて
名取、塩澤、西田の三本柱が卒業する影響はとても大きいです。主要区間を上位で走り続けてくれた選手が3人もいなくなるのです。走力的にも、それ以外の面でも大幅に戦力ダウンするのは致し方なしです。
また、石原を中心に新しくチームを作り上げていくことになるでしょう。今回走れなかった選手の中にも松崎、市村、喜早など強い選手は残っています。
来季は一旦整えるシーズンになるかもしれませんが、両角監督がまた優勝戦線に加われる強いチームを作ってくれるはずです。
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