【最先端】大学駅伝勢力図!

勢力図

こんにちは。今回のブログは特別編。

前回の箱根駅伝からちょうど半年が経過し、次回の箱根駅伝まであと半年となったこのタイミングで、今季の大学駅伝界の勢力図を整理してみます。

 

この半年間の戦いを簡単に振り返りながら、半年後の箱根駅伝でどんな戦いができるのか?という観点でお送りします。(独断と偏見多めです。)

それではご覧ください。

 

A:優勝候補

・駒澤大

・中央大

 

前回王者の駒澤大の充実が止まりません。篠原がハーフ学生記録更新、学生ハーフも優勝するなど田澤卒業後の新エースに名乗りを上げると、佐藤は日本選手権5000m4位入賞と日本トップレベルに成長。さらに唐澤や白鳥といった下級生時に頭角を現していた選手が復活を果たすなど、チームとして盤石の体制に入っているような気がします。

 

唯一駒澤大に火力で対抗できそうなのが中央大。吉居兄弟+中野の3選手はさらにスピードを伸ばしており、前半区間から先手を取ることができます。また、吉中のように勢いに乗っている新戦力もおり、勝てるチームの雰囲気が出ています。

 

B:優勝候補を食えるチーム

・青山学院大

・國學院大

・早稲田大

・順天堂大

 

それぞれの強力な武器をさらに磨き、上位校の争いに割って入る可能性を持つ4チームです。

 

青山学院大は強力な世代が卒業し、ややパンチ力に欠ける印象でしたが、鶴川が関東インカレ日本人トップになるなど、次期エースに名乗りを挙げています。4年生の佐藤も一段階ギアが上がった印象で、やっぱり優勝争いには絡めるようなチームになってきそうです。

 

國學院大は伊地知、平林、山本の三本柱が不在の中、青木や上原といった下級生が他校のエースたちと真っ向勝負する経験を積んでいます。この経験値が非常に大きく、分厚い選手層で戦える可能性を秘めています。

 

早稲田大は花田監督就任から1年間、泥臭く土台作りを進めてきました。今季はそこから石塚が10000m27分台突入、伊藤や山口も好タイムを連発するなどスピードも身についてきています。総合力の高さで上位に食い込んできそうな予感です。

 

順天堂大はなんといってもスーパールーキーの吉岡。いきなり日本トップクラスのパフォーマンスを見せており、チームの流れを変えてくれそうです。三浦や浅井、石井といった経験豊富な上級生も健在で、期待値は高いです。

 

 

C:シード争いを優位に進めるチーム

・創価大

・東洋大

・法政大

・城西大

・東海大

 

創価大はカミナ、ムチーニの留学生が強力なのはもちろんのこと、織橋や小池といった1年生が持ちタイム上位に来るなど元気。さらに山の神候補の吉田響も加入と上がり目が大きいです。

 

東洋大は苦戦が続いていましたが、先日の男鹿駅伝で遂に松山が復帰。彼が不在の間に小林がエース候補に成長するなど、逆襲に向けて選手層が厚くなってきています。

 

法政大は全日本予選こそ敗退となってしまいましたが、松永、武田、宗像ら箱根駅伝で結果を残している選手が多く残っているのが強み。逆に箱根に集中できる分、優位に戦いを進められそうです。

 

城西大は全日本予選でもトップ通過を果たすなど、前回の箱根から勢いが止まりません。キムタイ、山本、斎藤、野村と爆発力のある選手が多く、今季の三大駅伝はダークホースとなるでしょう。

 

東海大はエースの石原が完全復活しただけでなく、花岡が学生長距離界を代表するエースへと成長する気配を見せています。全日本予選でも各選手積極的な走りが目立ち、上昇気流に転じています。

 

D:シード争いに挑むチーム

・東京国際大

・明治大

・帝京大

・大東文化大

・神奈川大

・立教大

・中央学院大

 

現時点では厳しい戦いが予想されるも、上昇の気配を感じる7チームです。

 

東京国際大はエティーリ、ベットの留学生が超強力。経験の少なさが課題でしたが、森や菅野といった新戦力も頭角を現しており、期待値が上がってきています。

 

明治大は全日本の出場を逃すなど、苦しい戦いが続いていますが、児玉、杉、森下といったエース格はシード校にも引けを取りません。彼らのコンディションが整えば。

                 

帝京大はこの1年で一気に経験値を積んできました。福田や山中といった3年生が新たな核となってきており、シード常連となっていた時に近い雰囲気を感じます。

 

大東文化大は全日本予選を危なげなく通過。予選突破は当たり前、という構えで臨む今季はシード争いに挑戦できそうです。

 

神奈川大は箱根予選、全日本予選といまひとつ噛み合わない戦いが続いていますが、予選落ちしていいレベルの戦力ではありません。しっかりコンディションが合えばシード争いに加われるチームです。

 

立教大は國安や馬場といった2年生がチームの軸へと成長しています。強力な4年生世代の下が育っているのはとても明るいニュースです。

 

中央学院大は全日本予選こそ失格と辛い思いをしましたが、大エースに成長した吉田を中心にいいチームになってきました。

 

E:箱根駅伝出場を争うチーム

・国士舘大

・山梨学院大

・日体大

・専修大

・麗澤大

・東京農業大

・日大

・拓殖大

・駿河台大

 

現実的に箱根駅伝出場を争うことになりそうな9チームです。

 

特に注目なのが東京農業大。高槻、並木のダブルエースにスーパールーキーの前田が加入。全日本予選も突破するなど、今季の主人公になっていきそうな雰囲気があります。

 

これから夏合宿を経て、いよいよ駅伝シーズンに突入していく各チーム。この夏合宿で一気に変貌を遂げるチームもあります。この勢力図をひっくり返すようなチームが現れるか、要注目です。

 

 

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