そんなに細かすぎない箱根駅伝ガイド2019

箱根駅伝

こんにちは。今回の記事は箱根駅伝をより楽しく、わかりやすく観ることができるように基本情報や見どころを紹介する「そんなに細かすぎない箱根駅伝ガイド」です。例年同じような記事を書いていますが、改めてということで。

箱根駅伝通の方にとっては常識となっている情報しか書かないのでやや物足りないかもしれませんが、初心に立ち返る意味も込めて読んでいただけると嬉しいです。なんとなくお正月はテレビで箱根駅伝観るよ~って方!あなたがもっと楽しく箱根駅伝を観ることができたら嬉しいなと思ってこの記事を書いています。ぜひ読んでみてください!

〇基本データ

名称:第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(通称箱根駅伝)

日程:2020年1月2日~3日(両日とも8:00スタート)

コース:全10区間 総距離217.1km

往路(107.5km)東京 大手町→箱根 芦ノ湖

復路(109.6km)箱根 芦ノ湖→東京 大手町

参加チーム:全21チーム

シード校(前回大会10位以内)10校+予選会上位10校

+関東学生連合(予選会敗退校から選抜したチーム)

〇出走メンバー確定までの流れ

・12/10 チームエントリー発表

部員の中から16名をエントリーします。ここに入れなかった選手は何があっても箱根駅伝を走ることができません。今回は法政大の佐藤や東海大の關、青山学院大の竹石といったエースたちがエントリーから外れてしまいました。

・12/29 区間エントリー発表

16名のエントリーメンバーから1区~10区の走るメンバーを発表します。オーダー予想をしているファンにとっては答え合わせができる非常に楽しいイベントです。ただし、このとき補欠になっている選手から4人まで当日変更で走ることが可能です。

・1/2、1/3(7:30頃) 当日変更発表

レース当日になって当日変更の発表があります。この発表をもって出走するメンバーが確定します。

〇箱根駅伝の見どころ

①優勝争い

世の中のどんなレースにおいても真っ先に注目されるのは優勝争いです。箱根駅伝で優勝すると、走った10人と主務は翌朝のテレビ番組に出演できます。簡単に言うと、有名人になります。このチームが優勝したらこの人も明日テレビに出てくるんだな~と考えながら見てみると、ちょっと箱根駅伝の見方が変わるかもしれません。

②シード権争い

優勝争いに次いで熱いのがシード権争いです。シード権とは10位以内に入ったチームにのみ与えられる次回大会の出場権です。(ちなみに出雲駅伝の出場権も得られます。)

シード権を逃すと次回は過酷な予選会を勝ち上がらないと出場権を得られません。過去には惜しくも11位で予選会に回ったチームが翌年の予選会で敗退し、出場権を逃すという例もあります。それほど10位と11位の間には大きな差があります。

シード権のボーダー争いをしている選手たちは本当に必死です。もれなく応援したくなります。

③繰り上げを巡る攻防

箱根駅伝のすごいところは上位チーム(優勝争い)、中位チーム(シード権争い)だけでなく下位チームにも焦点を当てたドラマを用意していることです。

箱根駅伝では各中継所において先頭から通過してから一定時間が経過すると(基本的には20分)繰り上げスタートといって、前のランナーが到着していなくても強制的に次のランナーは主催者が用意した白い襷をかけてスタートしないといけないルールがあります。

出場チームにとって、ゴールまで自チームの襷を繋げないことは屈辱です。

繰り上げを回避するために1秒でも速く走ろうと、もがく選手たちの姿にも注目してください。

④選手のドラマを知る

箱根駅伝では総勢210名の選手が走ります。その中にはスーパールーキーとして期待されている選手、故障からの復活を期す選手、過去の失速を糧に強くなった選手などなどそれぞれの選手にドラマがあります。そういった背景を知るとより選手のことを応援したくなる気持ちが強くなります。私はそんな選手のドラマをブログやTwitterで紹介しています。よかったら過去の記事やツイートを見てみてください。

⑤エントリーメンバーの予想

これはやや上級者向けの遊びになります。箱根駅伝に詳しくなってくると、先ほど解説した10区間の出走メンバーを予想することがとても楽しくなります。箱根駅伝には12/10に16人のエントリーが出てからの10区間を走る選手の予想と、12/29に区間エントリーが出てから当日変更で誰がどの区間に入るのかの予想と二段階の楽しみ方が用意されています。そして、エントリーは既に発表されているので、いつでも区間エントリー予想を行うことができますね。

そんなに細かすぎない箱根駅伝ガイド、いかがだったでしょうか。次回からはオーダー予想、やっていきたいと思います。お楽しみに。

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